じゃーん、見て見て、プロデューサーくん! 新しくもらった衣装、着てみたわよ!
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じゃーん、見て見て、プロデューサーくん!
新しくもらった衣装、着てみたわよ!
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おお、いい感じだな。
大人っぽい雰囲気で、莉緒によく似合ってると思うよ。
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でしょ? 私もそう思ってたところなの。
でも、ちょっとだけ気になってるのよね……。
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どうした? なんでも言ってくれ。
衣装に問題でもあったのか? クオリティとか。
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あ、違うの! そういうことじゃなくて……
私の問題、っていうか。
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この衣装って、どっちかというと
カッコイイ感じでしょ? 露出度も高くないし。
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そうよね……妖艶な悪女、っていう感じじゃなくて、
悪のカリスマ的な指揮官のイメージよね。
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そうなると、私が着こなすには、
カリスマとか、威厳が足りてない気がしちゃって。
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ねぇねぇ、プロデューサーくん。
威厳って、どうやったら身につくと思う?
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威厳か……うーん。
とりあえず、実際にやってみた方がいいんじゃないか?
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高圧的な態度で、
誰かに命令をしてみるとか。
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えっ、命令って……プロデューサーくんに?
それって、私の言うこと何でも聞いてくれるってこと?
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いや、そこまでは言ってないからな!
あくまで練習って事で。
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もう、わかったわよ~! 威厳たっぷりに命令して、
思わず言うこと聞かせちゃうんだから!
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ええっと、そうね……よし!
まず、もっと私と一緒に飲みなさ~い!
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えっ!? 結構付き合ってると思うんだけど……。
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もっとってこと! それと……連絡はもっとこまめに!
返信がないと、不安になっちゃうんだから。
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あと、セクシーのために、男の子の意見は大事なの。
私が相談してる時に聞き流さないで! わかった?
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聞き流してないと思うけど……
わかった、気を付けるよ。
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ホント!? やった♪ 言うこと聞いてくれたって
ことは、私に威厳があったってことよね?
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いや、威厳とは少し違うような……
妙な迫力は感じたけど。
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えー、難しいわね~……ううん、待ってて。
次こそ勉強して、威厳を感じさせてみせるんだから!
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(根が真面目なんだよな、莉緒は……。思わず
言う事を聞いてしまう時を、楽しみにしておこう)