3
あっ、お兄ちゃん。
うん、まあね。いろいろ、チェックしておかないと。
4
そうか。どこか気に入らないところがあったら、
遠慮なく言ってくれ。直したいところとか。
5
べ、別に、気に入らないところなんかないよ。
ブログにだって、ちゃんと書いたでしょ?
6
この衣装、けっこうカワイイと思うよ。
お兄ちゃんにしては、センスいいんじゃない?
7
はは、ありがとう。
桃子が気に入ってくれたならよかった。
8
あ……あのね、お兄ちゃん。
桃子……桃子ね……。
9
お兄ちゃんに新しい衣装もらって、うれしいんだけど。
なんか……ちょっと、怖い……。
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うれしいのに、怖いって……なんでなんだろ。
桃子、どっかおかしいのかな……。
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……いや、別に変だとは思わないよ。そうだな……
俺は、桃子に新しい衣装を着てもらえて、嬉しいぞ!
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え……? お兄ちゃん、うれしいの?
桃子が、新しい衣装着るの……。
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もちろん! 担当してるアイドルが可愛くなって、
嬉しくないプロデューサーなんていないよ。
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だから桃子が怖かったり、心配だったりしても、
その分まで俺が嬉しがるから、安心してくれ。
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な、何それ、意味わかんない……。そ、それに、
桃子だって、うれしくないわけじゃないんだから……!
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だってこれは、お兄ちゃんが桃子のために……
桃子だけに、用意してくれた衣装なんでしょ?
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だからお兄ちゃんなんかより、桃子のほうが、
100万倍くらいうれしいんだからね! ふーんだ!
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ははっ、100万倍か。
それじゃ、俺なんか敵わないかもしれないな。
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そ、そうだよ!
桃子のほうが、ずっとうれしいんだから……。
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いい? お兄ちゃん。覚悟してね。
桃子を喜ばせたからには、裏切っちゃダメなんだから!
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ずっと桃子を喜ばせないと、許さないよ。
……わかったら、返事!