(桃子の新しい衣装は、着物風のデザインだ。 ブログでは、結構気に入ってるみたいだったけど……)
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(桃子の新しい衣装は、着物風のデザインだ。
ブログでは、結構気に入ってるみたいだったけど……)
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うん。着物っぽいけど、ちゃんとかわいい。
お兄ちゃん、けっこうやるじゃない! ふふっ♪
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おっ、そうか? ありがとう!
本当に気に入ったんだな、良かった。
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えっ? ……お、お兄ちゃん!?
もう、急に入ってこないで! ビックリするでしょ!
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だいたい、ちゃんと声掛けしないで入ってくるなんて、
信じられない! デリカシーが足りないよ!
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桃子が気づいてなかったら、意味ないでしょ!
やり直し!
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ご、ごめん。じゃあもう1回……
『桃子、入ってもいいか?』
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うん、素直でよろしい♪
『はい、どうぞ! 入っていいよ、お兄ちゃん♪』
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いい? こうやってOK出されてからじゃないと、
女の子の部屋には入っちゃダメなんだからね?
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わかったならいいんだよ。
先輩の話は、素直に聞かないとね♪
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ところでお兄ちゃん、何の用?
桃子、今、衣装のチェックで忙しいんだけど。
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いや、その衣装の事で来たんだ。
青羽さんから、気になるところはないかって。
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青羽さんが?
もう、そんなの桃子に直接聞けばいいのに……。
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桃子が忙しそうだったから、
邪魔したら悪いと思ったんじゃないかな。
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そっか、大人の気遣いだね。
それに比べて、お兄ちゃんときたら……。
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ま、まあまあ……。
それで、どうだ? 気になるところはないか?
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ううん、全然オッケーだよ! 問題なし。
青羽さんに、ありがとうって言っておいて♪
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それは、桃子が自分で言った方がいいんじゃないか?
青羽さん、喜ぶと思うよ。
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俺は、桃子がこの衣装を喜んでくれてるのがわかって、
嬉しかったからな。青羽さんも同じだと思うよ。
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そっか……うん、そうだよね。わかった。
桃子、お礼言ってくる。
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あっ……でも、その前に……。
お、お兄ちゃん。
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この衣装、お兄ちゃんも一緒に考えてくれたんでしょ?
だから……ありがと。桃子、気に入ってるから。