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プロデューサー。い、いえ、問題ありません。
私にはもったいないくらい、美しいお衣装かと……。
3
ただ、やはり布地が……プロデューサー、
本当にこの衣装で、ステージに立つのですか?
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もちろん。グラビア撮影が先だけど、ステージで
歌ったり踊ったりも、十分できるはずだ。
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そ、そうですか……しかし、やはりこの衣装で
ライブをするのは、少々気恥ずかしく……。
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はっ! もしや、あなたは……私が最近、劇場の
皆と、甘味を食べ過ぎていることに気づいて……?
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それで、わざとこのような衣装を着せて、
いさめようとしているのですか……?
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いやいや。もしそうだとしたら、
そんな回りくどい事はしないでちゃんと言うから。
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その衣装は紬によく似合ってるし、紬なら、
きっといい公演にしてくれると思っただけだよ。
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そ、そうでしたか。
それならばいいのです。安心しました。
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着ているうちに、慣れるのだろうとは思いますが。
今はまだ、その……着こなせているか、不安で。
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そうか……似合うかどうか知りたいなら、
青羽さんや劇場のみんなを呼んで来ようか?
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いえ。お気持ちだけは、ありがたくいただきます。
ですが……。
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今日はまだ、試着ですから。……皆さんに
お見せするのは、やはりステージの上が良いです。
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そ、それまでに、必ず……
衣装に着られない私に、なっていますので。
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うん、そうか。
それじゃ、撮影を楽しみにしていようかな。
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はい。見ていてください、プロデューサー。
撮影も、ステージも……。
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あ、それと……この度は素敵なお衣装を、
ありがとうございました。……ふふっ。