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(次の撮影に使う衣装が届いたので、
千早に試着してもらうことになった)
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プロデューサー。
衣装、着てみたのですが……どうですか?
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……うん、問題なさそうだな。
実際に着てみて、千早はどうだ?
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サイズは……特に問題ありません。
体にフィットしていますし、苦しいところもないかと。
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ただ、学校から劇場に来て、すぐに衣装合わせで……
何だか不思議な感じはします。
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制服から制服に着替えただけですから。
またこれから学校に行くみたいで。
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そうだよな。……まあ千早たちにとっては、
仕事場が学校みたいなモノだけど。
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仕事場が学校……。実際、そうかもしれません。
この世界で学んだことの方が多いですから。
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ただ、学校での私は学ぶ以前に、人との関わりを
避けていました。ですから……自業自得かと。
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そうか……。でも、そう思うなら、
今からでも遅くないんじゃないか?
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そうですね……でも、いいんです。
無理に取り戻したいとは思いません。
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明日の撮影は午後からでしたね。
また学校から直行になると思います。
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そうなるかな。
それじゃ明日、現地で合流しよう。
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はい。先についたら、着替えてお待ちしています。
私たちの教室で……。ふふっ。
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(真新しい制服に身を包み、柔らかい微笑を浮かべて
いる。明日は、充実した学校生活を垣間見られそうだ)