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(雛祭りライブまであと数日。真は連日残って
レッスンをしている。こっちも演出を詰めないと)
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あ、いたいた、プロデューサー!
お疲れさまですっ!
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ああ、お疲れ、真。
着替えもしないで、どうした?
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プロデューサーにお願いがあるんです!
ボク、ちょっと考えてることがあって。
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はい。この前、ひな壇の飾り付けをさせて
もらってから、ずっと気になってるんですけど……
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どうしてお雛さまって、
あんなにカワイク見えるんですかね?
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え? どうしても何も……
かわいく作られてるから、じゃないか?
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そんな見た目だけの問題じゃないと思うんです!
人間、やっぱり中身が大事ですよね!
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そ、そうだな!
お雛さまは人形だが……まあいい。
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それで、ふと気がついたんですよ。
お雛さまって……。
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お内裏さまとペアで並んでる時の方が、
かわいく見える気がしませんか?
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うーん。まあ、そう言われると、
並んでる方が可愛いような気が……しなくもないかな?
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ですよねっ! うまく言えないんですけど、
二人そろってるからこその魅力があると思うんです!
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というわけで、プロデューサー!
お内裏さま、よろしくお願いしますっ!
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お内裏さま、です! お雛さまの極意を身につける
ために、まず、お内裏さまと並んでみたくて。
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ボクのお内裏さまといえば、その……。
プロデューサーに決まってるじゃないですか。
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真……。よし、心意気はわかった。
とことん付き合うよ!
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やーりぃ! ありがとうございますっ!
じゃあ、ステージの上に座ってもらって~。
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隣、失礼しますっ!
く~っ、ついにボクもお雛さまかぁ……えへへっ♪
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(お雛さまデビューに声を弾ませ、はしゃいでいる。
お内裏さまとして、これからも隣で見守るとしよう)