2
伊織、どうしたんだ?
そんな撮影用の衣装のままで……。
3
……あら、プロデューサー。
そこにいたの。何やってるのよ、残業?
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古い企画資料の整理をしてたんだ。
そういう伊織は?
5
別に……衣装を試着してたら、亜利沙が写真を
撮ったり、ロコがスケッチを始めたりして。
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そのうち瑞希や亜美まで集まってきて……、
騒がしくなってきたから、抜け出してきたの。
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まあ、いつものことだけど……ケホッ。
それより、この部屋ホコリくさいわよ?
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ごめんごめん。資料がホコリ被ってて……あ。
伊織の写真だ。
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写真? 見せて見せて……うわ、ホントに最初の頃の
写真ね。こんなの、とっておいたわけ?
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まあ……ね。それにしても、
この時の私の衣装、自前の私服だったのね。
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あの頃はまだ、家がうるさくて……どこに行くにも
きちんと決められた服を着るように言われてたわ。
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出かける時も、いちいちメイドが手も口も出してきて。
ホント、うるさかったんだから。
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ええ、今はちゃんと自分で選んでるわよ♪
着かたも好きなようにアレンジして~♪
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そうだな。……ん? 廊下から声が……。
亜利沙たちが探しに来たんじゃないかな。
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はあ……どうしてほっといてくれないのかしら。
美少女すぎるのも考えものよね~。
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はは、そうだな。あんまり独占してると怒られそう
だから、相手してやってくれないか?
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……そうね♪ 仕方ないから、そろそろ出て行って
見せびらかしてあげることにするわ。
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サービスよ。いつも通りに、みんなを
楽しませないとね。にひひっ♪