MILLION LIVE CLOSET! Reburn 水瀬伊織
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(グラビア雑誌『アイグラ!!』の撮影は順調だ。
伊織がウェイトレスとして働く姿を撮っている)
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ふぅ……いったん休憩ね。プロデューサー、
私のウェイトレス姿、どうかしら?
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お疲れ様、伊織。もちろん素敵だったよ。
見た目だけじゃなく、仕事も手際が良くて驚いたな。
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ふふん、もっとほめてもいいのよ?
自分でもうまくできたって思ってるんだから!
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ああ。お皿の持ち方から提供のマナーまで完璧
だったよ。とてもその場で覚えたとは思えなかったぞ。
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それはもちろん、伊織ちゃんの才能……でもあるけど、
実は新堂のおかげ、が大きいのよね。
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新堂って……ああ、伊織の家で執事をしている、
あの新堂さんのことか。
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そうよ。新堂にはいつも紅茶を淹れてもらってるから、
それとなくコツを聞いてみたの。本当にそれとなくよ。
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なのに新堂ったら、はりきっちゃって。ティーセットを
並べて、手取り足取りアドバイスしてくれたの。
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はは、そうだったのか。きっと新堂さん、
伊織に頼られて嬉しかったんだろうな。
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まあ、そうかもしれないわね。
熱心すぎて、かなりスパルタだったけど……。
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でも、おかげで、新堂から教わったことは全部、
しっかり見せられたと思うわ。
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それは何よりだ。新堂さんのアドバイスと伊織の努力、
二人の頑張りのおかげで、上手くいったってわけだな。
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ええ。だから、今日の写真は
新堂にも見せてあげなくちゃね。ふふっ♪
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そうだな。残りの撮影も心配いらなそうだし、
俺は引き続き、ゆっくり見学させてもらうよ。
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あら、そうはさせないわよ? アンタには
大事なお仕事をしてもらうんだから。はい、これ。
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ん? なんだ、この分厚いノートは? ええと……
『新堂直伝! 最高の紅茶の淹れ方』?
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伊織ちゃんが最高のお仕事をしてくるんだから、
最高の紅茶でねぎらってくれてもいいんじゃない?
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それじゃ、私は撮影に戻るから。アンタの淹れた
おいしい紅茶、楽しみにしてるわよ? にひひっ♪
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(よ、よし。最高の仕事をしてくれた伊織のためにも、
最高の紅茶を淹れないとな……。えーとまずは……)