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(律子プロデュースの『竜宮小町』。デビューライブの
準備が進む中、突然、伊織に呼び出された)
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ちょっと遅いじゃない! 何してたのよ~。
伊織ちゃんが呼んだら、とにかく一番に来なさいよね!
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ごめんごめん、これでも急いできたんだけど。
で、わざわざ会議室に呼び出して、どうしたんだ?
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問題ないか、アンタにチェックしてほしい物があるの。
そこに積んである資料なんだけど。
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うわ、すごい紙の束だな。これはいったい……うん?
『律子のレッスン計画書』……?
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ほら、律子がメンバーとして途中参加することになった
じゃない? まあ、私に言わせれば当たり前だけど。
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でも、今から追い付くのって大変でしょ?
私たちのプロデュースだって続けるわけだし。
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そこで! この伊織ちゃんの采配で、あずさと亜美に
律子の特別レッスンメニューを作らせたってわけ♪
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おお……! それは助かるよ。
実際、しっかりフォローが必要なところだから。
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そうでしょ? はぁ、気が利きすぎて困っちゃうわ~。
優秀なスーパーリーダーの伊織ちゃんに感謝しなさい♪
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ああ、そうやって4人が協力してくれれば、
竜宮小町は間違いなく……、うん?
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なんか資料にメモが挟まってたんだ。
『注意! 右から!』『歌いだし遅れない』……。
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なっ!? どうしてそれが……!?
あ、ちょっと返しなさい! 勝手に見ないで!
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見てくれって言ったじゃないか。
それ、伊織の字だよな?
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はっ。
もしかして、ほとんど伊織が一人で……。
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ち、違……っ! コホン、もういいわ。
用事は済んだから、出てってちょうだい。
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そ、そうか。じゃあ律子のレッスン計画書は、
ありがたくもらって……。
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ダメーっ! もうちょっと整理が必要なのっ。
いいから、出てってってば~っ!!