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(すっかり遅くなったな。戸締りをして……おや?
控え室に誰か残ってるみたいだな……)
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右から奇襲、左は陽動……相手の陣形が
崩れたタイミングで、一気に攻め込んで……。
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お疲れ様、伊織。
熱心なのはいいけど、外暗くなってきたぞ?
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お疲れ様……って、もうこんな時間!?
作戦を考えるのに集中しすぎたわね……。
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作戦? ああ、今度参加するバラエティ番組のか。
チームを率いて、城を攻略するんだったな。
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ええ。私が司令官を務めるんだもの、
敗北なんて絶対に許されないんだから!
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そのためにも、今から準備を進めておかないと。私が
しっかりしないと、みんなもついてこないでしょうし。
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そうだな。司令官としては立派だけど、
あまり気負いすぎなくてもいいんじゃないか?
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ふふん、心配いらないわ。
これくらい、伊織ちゃんには余裕だもの。
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それに案外、面白いのよ? みんなの個性を活かした
上で、どう勝利に導くか……考えるほど、奥が深いわ。
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そうか。伊織が楽しんでるなら何も言わないよ。
困ってるなら手伝おうかと思ったけど……。
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結構よ! これもすべて司令官の仕事だし……それに、
アンタが、敵チームのスパイだって可能性もあるもの!
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もう、冗談に決まってるでしょ♪ まあ、情報が漏れて
困るような作戦は立ててないけど。それに……。
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どのみち本番まで、手の内は明かさないわ! 「こんな
作戦を考えてたのか!」って、ビックリしなさい♪
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ははっ、わかった。じゃあ今は何も聞かないよ。
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ええ、楽しみに待ってなさい! この天才司令官、
伊織ちゃんの手腕を見せつけてあげるわ♪