1
(貴音と麗花が雑誌の取材を受けた。グラビア撮影と
インタビュー……これでドラマの宣伝もバッチリだ)
2
お疲れ様でした、麗花、プロデューサー。
私たちが演じた怪盗の魅力、存分に伝えられましたね。
3
そうだな。雑誌を読んでくれた人も、
きっと、ふたりの役に興味を持ってくれると思うよ。
4
ふふ、そうだといいですね♪ 私も、貴音ちゃんと
いっぱいお話ができて、とっても楽しかったです!
5
でもまさか……麗花が怪盗のテーマソングを
考えてたなんて思わなかったな。
6
あ、ビックリしましたか♪ えへへ、よかった~。
あの曲、貴音ちゃんも褒めてくれたんです♪
7
へえ、そうなのか。
貴音は、事前に聞いてたんだな?
8
はい。どらまの撮影中によく歌っていましたからね。
素晴らしい旋律で、つい口ずさんでしまうのです。
9
時間が許すのなら、もう一度聞きたかった……。
いえ、次はぜひ私も。麗花と共に歌い上げたかった。
11
えへへ、また褒められちゃいました! 貴音ちゃんって
私より年下だけど、なんだかお姉ちゃんみたいだね!
12
どんな時も冷静で、アイドルとしても怪盗としても、
とーっても頼りにしちゃった♪
13
ありがとうございます。ですが、私とて同じこと。
特に撮影の間は、麗花を頼りにしていましたよ。
14
えっ、そうなのか? 貴音は芸能界の先輩だから
麗花が頼るのはなんとなくわかるけど……。
15
ええ。困難なあくしょんも多くありましたが、
麗花の軽快な動きに何度も助けられました。
16
それに思い切りの良さと天性の演技力……
いずれは、名女優になるかもしれませんね。ふふっ。
17
わあ! プロデューサーさん、聞きました?
私、名女優さんになるみたいです! えっへん♪
18
ははっ、その可能性はあるかもしれないな。
監督もふたりの演技とアクションを褒めてたしな。
19
そうなんですね。でも私がバッチリできたのは、
貴音ちゃんが練習に付き合ってくれたからだと思うな。
20
いえ、助け合うのは仲間として当然のこと。
私こそ、麗花の動作やぽーずが大変参考になりました。
21
えーっ、そうだったんだ! ふふっ、嬉しいなぁ。
あ、でもね。私も最後のシーンは……。
22
(インタビューが終わっても、ふたりの話は尽きない。
それはきっと、ふたりがいい仕事をした証だ……)
23
(貴音と麗花……それぞれに違う魅力を持ちながらも、
尊敬し合えるふたり。名コンビになる予感がするな!)