1
(今日はダンスバトルという、珍しい仕事のオファー
だったが……貴音たちは、バッチリこなしてくれた!)
2
お疲れ様、貴音。慣れないイベントだったと思うけど、
最後までやりきってくれて安心したよ。
3
ありがとうございます、プロデューサー。
新鮮な催しでしたが、真、良き経験となりました。
4
普段のステージとは違った趣きでしたが、会場の熱の
高まりにつられて、思わず高揚してしまいました。
5
はは、楽しんでくれたならよかった。それにしても、
貴音が「チェケラ」って言った時は驚いたな……。
6
ふふっ。実は朋花に教わった『魔法の言葉』なのです。
この言葉を言えば、必ず皆が喜ぶと……。
7
へえ、朋花が……。確かに貴音が言った瞬間、
お客さんもすごく盛り上がってたな。
8
プロデューサーにも、しっかり印象に残った
のであれば、挑戦した甲斐がありました。
9
そうだな。普段とのギャップがあったからかな?
ああいう貴音も、可愛くていいなと思ったよ。
10
可愛い……ですか? ……そうですか。
それならば、劇場の公演でも使ってみましょう。
11
ここぞという時に使用すれば、盛り上がるかと。
例えば……そろ曲の前などいかがでしょう?
12
貴音のソロ曲の前か……。盛り上がるとは思うけど、
曲の雰囲気と合わせてみないと……。
13
……ふふっ。冗談です、プロデューサー。
褒められて、少々浮かれているようです。
14
そ、そうか冗談か……。でもそう提案するってことは
貴音も『魔法の言葉』気に入ったのか?
15
ええ。教わった時は、面映ゆい気持ちもありましたが、
同時に新たな可能性のようなものを感じたのです。
16
今回得た経験を忘れずに、引き続きファンの皆様に
喜んでいただけるよう、研鑽をつんで参ります。
17
ですので、プロデューサー……。
これからも私のこと「要ちぇけら!」ですよ。ふふっ♪