MILLION LIVE CLOSET! Reburn 四条貴音
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(今日はグラビア雑誌『アイグラ!!』のロケに
きている。撮影は順調に進み、一旦休憩に入った……)
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お疲れさまです、プロデューサー。
撮影、いかがでしたでしょうか?
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お疲れ様、貴音。本当に人魚姫がいるのかと思うくらい
すごく綺麗だったよ。
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ふふっ。もしそう見えているのだとしたら……
それは、この素晴らしい衣装のおかげですね。
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私も撮影に挑みながら、
つい、人魚姫の物語に思いを馳せてしまいました。
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声を失い、己の思いを伝えることもできず、
泡となってしまう……。なんと切ないお話でしょう。
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そうだな……。そういえば、この後の撮影は、
『人魚姫』をモチーフに撮影するんだったな。
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前半はアイドルとして、後半は人魚姫として……。
どちらも違ったイメージの写真になりそうだな。
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そうですね。特に、人魚姫の物語が持つ儚い雰囲気は、
この美しくも寂しげな夜の海にも合うかと。
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……切ない思い、儚さ、寂しさ。人魚姫という題材を
どのように表現したらよいか、見えた気がします。
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人魚姫が届けられなかった声を……強い思いを……。
写真を見た方へと伝えられるように。
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それはいいな! 貴音の雰囲気にも合ってると思う。
後半はその方向で……おっ、そろそろ休憩が終わるな。
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はい。思いを伝えられないもどかしさを、
心の葛藤を……見事、表現してみせましょう。
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……もし、私の声が出なくなってしまったら。
あなた様はこの思い、わかってくれるのでしょうか?
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ふふっ、なんでもありません。
それでは、行ってまいります。
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(そして、貴音らしい美しくも切ない写真が撮れた!
まさか、物語の人魚姫のように消えたりしないよな?)