1
ああ、プロデューサーさん!
急いでくださいっ! 早くしないと……!
2
ゆ、百合子! まずは着替えよう!
濡れたままじゃ、救えるものも救えない!!
3
そ、そうですね……! あとは任せました!
私が戻るまで、どうか無事で……!
4
はぁはぁ……おまたせしました!
プロデューサーさん、容体は……!?
5
わからん……とにかく早く処置しないと……!
だがコピー用紙で、本当に救えるのか?
6
はい! 濡れたページに1枚ずつ挟んでください!
ページが破れないように、優しく優し~く……。
7
全ページに挟んだら、何か重いものを……あっ!
これがいいかも。よいしょ……これでよしっ!
8
ふぅ。百合子がビーチボートから落ちたときは
驚いたが……ひとまずは大丈夫、かな?
9
す、すみませんでした……。水上で優雅な読書を!と
思ったんですけど、とんだ醜態を晒してしまって。
10
いや、こっちこそ。
急に声をかけて、ごめんな。
11
い、いえ! 読書に集中しすぎて、
水の上にいることを忘れてた私が悪いんです。
12
声にビックリして、バランスを崩しちゃって。
気づいた時には水中に……うぅ……。
13
でも落ちた瞬間、本を持った腕を
水上に出してたのは、百合子らしかったな。
14
えへへ……絶対に本は守らなくちゃって思って。
なんとか1冊は水没を防ぎました!
15
ああ、ナイスプレーだ!
他の本は濡れてしまったけど、対処もさすがだな。
16
それは、雨で教科書が濡れることがあって、
よくこの方法を試してたんです。
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なるほど。経験と知識の積み重ねってことか。
じゃあ、今回のことも何か今後に活かせるのかな?
18
そうですね……。トラブルに動揺しないこと、
落ち着いて行動すること。そして……。
20
水の上で本を読むのはやめましょう! ですねっ♪