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(『STARDOM ROAD』第三幕の稽古が始まった。
紗代子も、演技のレッスンを重ねている)
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プロデューサー。今のお芝居、どうでしたか?
気になったこと、遠慮なく言ってください!
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いや、いい感じだったと思うよ。
藍のカッコよさがちゃんと出てたし……。
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本当に、何も気になるところはなかったですか?
些細な事でもいいんです!
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そんなに念を押さなくても、嘘はつかないけど……
何か心配な事でもあるのか?
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す、すみません! その、心配というか……
藍は、『I.V.』のオリジナルメンバーなので。
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カリスマ性とか、風格とかがないとですよね。
私でちゃんとそう見えるのか、気になっちゃって……。
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なるほど。
確かに、『藍』としての説得力は欲しいか……。
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でも、何もないならよかったです。
藍は引き続き練習していくとして……。
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少しだけ、なるの台詞もやってみたいんですけど、
見てもらえますか? できれば、他のみんなも。
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明日の稽古は、昴ちゃんと私だけなんですけど。
時間があるなら、他も進めておこうかと思って。
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他の登場人物を演じてみることで、
藍のことがもっとわかるかもって……。
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なるほど。確かに、視点を変えて
わかる事もあるかもしれないな。
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だったら私、やってみます!
何か気付けたら、みんなにも共有できるかも……。
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そうか。でもくれぐれも、オーバーワークに
ならないよう気を付けてほしいかな。
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わかりました、気を付けますね!
でももし、私が暴走しそうになったら……。
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その時は、プロデューサーが
止めてください! お願いします!
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(紗代子の熱意は、舞台にいい影響を与えるだろう。
無理をし過ぎないよう、ちゃんと見ておかないとな)