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(志保がコメディドラマに出演することが決まった。
今回、割り振られた役は……)
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『小学生メイド』、ですか……?
えっと……どういう状況なんですか、それ……。
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まあ、困惑する気持ちはわかるよ……。
不思議な設定だから、イメージしにくいよな。
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そうですね。方向性は、多分掴めると思いますが、
ちゃんと役に入り込めるかどうか……。
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そうだよな……。なら少し読み合わせをしてみないか?
練習相手がいた方が、何かとやりやすいだろ?
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助かります。役のイメージや演技プランを固めるには、
実際にやってみるのが一番ですから。
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じゃあ、さっそく始めますね。んんっ……
「お仕事お疲れ様です、ごしゅP……ご主人さまっ☆」
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「いま、コーヒーを淹れますね♪ シホの分も
用意するので、一緒に飲みながら休憩しましょ☆」
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へえ、いい感じじゃないか! 設定を考えると、
もう少し幼い方がよさそうな気もするけど……。
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もう少し幼く……。わかりました。
「ご主人さま、シホ、うーんと頑張るから……」
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あ、ああ。廊下のほうからだな。
今の会話、誰かに聞かれたか……しまったな。
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何か問題ですか? プロデューサーさんが
いるなら、誰が来てもおかしくないと思いますけど。
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まあ、そうだけど……。実はこの仕事の話をするの、
志保が初めてでな。みんなにはまだ話してなくて……。
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ええっ!? ちょ、ちょっと待ってください!
何も知らない人が今の会話を聞いたら……た、大変っ!
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早く追いかけて説明しないと……!
読み合わせ、ありがとうございました。失礼します!