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(ひなたの『アイグラ!!』の撮影が一段落し、
休憩所になっている教室へと移動しているのだが……)
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わぁ……。
ここの靴箱も、おんなしなんだねぇ……。
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あ、プロデューサー……えへへ。
あのね、ちょっこし思い出してんだわぁ。
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アイドルになるために東京に出てきて、
こっちの学校に転校してきた、最初の日のこと。
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そうか。
転校の時は、ご両親が来てくれたんだったな?
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うん。転校する時は、父ちゃんと
母ちゃんが一緒に来てくれたんだけども……。
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初めて学校に来た日は、やっぱし不安でねえ。
でも……。
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こうして靴箱を見たら、同じだって思ったんだわ。
あたしが北海道で通ってた学校も、こういう靴箱でね。
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プロデューサー。北海道の子も、東京の子も、
みんなおんなしように、学校に通ってるんだねぇ。
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うん、そうだな。学校って場所は、
北海道でも東京でも、同じなのかもしれないな。
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そうだねぇ。
東京は街だけじゃなく、学校も人も多いけども……。
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ひとクラスの人数は、そんなに多くないかも
しれないねぇ。あたしの学校だけなんだろか?
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言われてみれば、東京は子どもの数が少ないかな。
……寂しいか? ひなた。
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ううん、大丈夫。あたしには
学校の友達の他に、劇場のみんながいるべさ。
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それに、プロデューサーや美咲さん、
小鳥さんに社長さんもいるからねぇ。
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ああ、そうだな! 劇場にいたら
寂しがるヒマなんかないかもしれないな。
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うん、そうだよぉ。仲間がたくさんいるから、
毎日楽しくって、忙しいべさ。
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ありゃ。プロデューサーと
おしゃべりしてたら、もう休憩終わりだねぇ。
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楽しいと、時間を忘れてしまったべさ。
言ったとおりだねぇ、えへへ。