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(グラビア雑誌のタイアップ企画の撮影が終わった。
『デビル』を演じた千鶴さんはその後も乗り気で……)
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さぁ、プロデューサー! 望みがあるのなら、
このわたくしに、正直に打ち明けてくださいまし!
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口にできないようなことでも構いませんわ。
今のわたくしは悪魔……貴方を堕落させる存在です!
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ノリノリですね、千鶴さん。うーん……
パッと浮かんだのは、休みが欲しい、とか?
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お休みが欲しい……ふふっ、わかりやすいからこそ
一番切実な望みとも言えるかもしれませんわね。
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では、もしも、わたくしがその望みを叶えて差し上げる
と言ったら……叶えたいと思いますか?
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う、う~ん……いざ、そう言われると……。
やらなきゃいけないことも山積みですし……。
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悪魔に叶えてもらうとか、逆に怪しい……あっ。
もしかして、あり得ない対価を請求されるとか?
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ええ、もちろん。望みを実現したいと願うなら、貴方は
わたくしに相応の対価を支払わなくてはいけませんわ。
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普通であれば、叶えられないはずの望みを叶える。
その言葉の重みは、理解できていますわよね?
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も、もちろんです。でも、悪魔になった千鶴さんが
対価として何を求めてくるのか、少し気になりますね。
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わたくしは悪魔であっても、高貴ですから。
「命を差し出せ」なんて、卑劣なことはしませんわ!
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(悪魔が命を奪うのは、ある意味正しいような……?)
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あなたはアイドルのプロデューサー……ですから、
わたくしの永遠のプロデュースを要求しましょう!
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わたくしの輝きが、いつまでも気品に満ちるよう、
常に気を配っていただく。重い対価になりそうですわ。
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ははっ、そんなことないですよ。むしろ、悪魔になった
千鶴さんのプロデュースができるとか、嬉しいです。
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え? う、嬉しい……そう、ですか。
重い対価を喜ぶなんて、変わった方ですわね。ふふっ。
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では、取引成立ということで。あとで後悔しても
知りませんわよ? キャンセルは受け付けませんから♪