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(新年初ライブは、満員御礼!
一年の始まりに相応しいステージになったな)
2
よお、プロデューサー。
どうしたんだ? もうアンコールも終わったってのに。
3
ジュリア、お疲れさま。そういうジュリアこそ、
着替えもしないで、どうしたんだ?
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あたしは、なんだか落ち着かなくてさ。このまま
今日を終わらせるのが、もったいないっていうか……。
5
なぁ、プロデューサー。
ウチらの新年ライブ、最高に盛り上がってたよな?
6
初詣と同じくらい……いや、それ以上に
大勢が見ててくれたと思うんだけどさ。
7
ああ、盛り上がりなら負けてなかったよ。
新しい年に、最高のスタートが切れたな!
8
新しい年か……。そういえば、けっこう経ったのかな。
あたしが、あんたにスカウトされてから。
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こんなふうにアイドルをやることになるなんて、
ちょっと前まで、想像もしてなかったけど……。
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でも、今日みたいなステージがあるとさ。
ストリートもアイドルも、同じだって思うんだ。
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そりゃ当然、お客さんの反応だよ! ストリートと
ステージとじゃ、目の高さは違うけど……。
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でも、あたしが歌って、反応が返ってくる。
その熱量は、どっちも同じだって感じるよ。
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いや……ひょっとしたら、アイドルのステージのほうが
熱いくらいかもしれないな。
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そうだな。そこにはお客さんの、アイドルに対する
憧れみたいなものが、混ざってるのかもしれないな。
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憧れか……。なぁ、プロデューサー。
あたしはちゃんと、アイドルやれてるかな?
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そんなふうに、みんなに憧れてもらえるだけの
アイドルにさ。
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もちろん。ジュリアはそんなふうに、いつでも
お客さんに対して、真剣でひたむきなアイドルだ。
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えっ……あ、そ、そうか。
あ、ありがとうな、プロデューサー……。
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な、なんか……自分で聞いておいてなんだけど、
照れるな、こういうの……くぅ。