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(夜の登山……なだらかな山とルートを選んだつもり
だけど、しっかり気を引き締めて引率しないとな)
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ふぉおおお……!
山が……山がありさを呼んでいますよ~!
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うわ~、夜の山ですよ、プロデューサーさん!
私、深呼吸してみようっと! スー……ハー……。
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すごい! 夜なのに、新鮮な感じがします!
なんだかおいしいかも♪
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わ、わたしもやってみます! スー……ハー……。
本当だ! 夜なのに、空気がおいしいです!
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空気が澄んでいるせいか、空もよく見えますね。
夜だからっていうのも、関係してるんでしょうか。
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俺も、詳しい事は知らないけど……
夜の森は、昼間とは色々違うんだろうな。
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みんな、時間はまだあるから、山を楽しみながら
安全第一で、ゆっくり目的地を目指そう!
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まずはみんなで、軽く準備体操をしておこうか?
ケガ防止のためにも、ちゃんと体を温めようね。
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あと、靴ずれだったり、足に違和感があったら
すぐに言ってね。ひどくなる前に手当てをするから。
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はいっ!
風花さんの手当て……ムフ、ムフフ……♪
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山登りは遠足でしたことありますけど、夜は
初めてだから……なんか、ワクワクしちゃいますね♪
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ライトに照らされたところ以外は真っ暗なんですね。
ひとりだったら、怖かったかもしれません。
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ど、どうしたの?
もしかしてイノシシとか、タヌキとか?
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な、なんでもないです……虫でした。
ライトに照らされて、影が大っきく見えたみたいです。
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虫がライトの光に反応して、寄ってきたんだね。
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やぁ~んっ!?
虫は虫で、ありさ困りますぅ!
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わ、わたしは平気です! 山なんですから、
虫だって、タヌキだっているかもしれません!
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亜利沙さん。怖かったら、
わたしが手をつないであげます!
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ありさ、夜の山に来て本当によかったです!
もう何も怖くありません~!
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みんな、今日はミリオン流星群を見に来たことを
忘れないようにな……?
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うう……、
ありさ、もうヘトヘトです~……。
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プロデューサー、
星梨花ちゃんや亜利沙の体力が、そろそろ……。
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そうだな。よし、この辺りで一度休憩を取ろう。
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みんな、水分や糖分をしっかり取っておいてね。
栄養補給も、ケガを防ぐのに大事だから。
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劇場のレッスンと同じですね。
こまめな休憩と栄養補給。勉強になります、風花さん。
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わぁ……。まだあんまり登ってないのに、
ここからでも街の明かりがキレイですね~。
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どこですか?
未来さん、わたしも見たいです!
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足を岩にぶつけちゃったみたいですね。表面も少し擦り
むいてますけど……。ん、大丈夫。捻挫はしてません。
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星梨花ちゃん、痛いところはない?
心配しなくても、大丈夫だからね。
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ああ、そうだぞ星梨花。
いざとなったら、おんぶして連れていくからな。
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はい……ありがとうございます、風花さん。
プロデューサーさん、みなさんも……。
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はい。亜利沙さんがわたしの手を引っ張ってくれて……
おかげで、擦りむいただけですみました。
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いえいえ、そんな……。ありさ、星梨花ちゃんと
手をつないでて、よかったです!
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それに、ありさが落っこちないよう、反対の手を
引っ張ってくれたのは、未来ちゃんですから!
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でへへ……♪ ビックリしたけど、
ふたりともケガしなくて、よかった!
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亜利沙、未来。ふたりともありがとう。
星梨花、もうちょっと休んで様子を見てみような。
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流星群の時間はまだ先だから、
気にせず休んでてね、星梨花ちゃん。
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(夜の山では、安全確保が第一だ。今回は大丈夫
だったけど……判断を間違えないようにしないとな)