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(このみさんと莉緒はセクシーを見つめ直す旅に出た。
俺も残りの仕事を終えたら合流する予定だけど……)
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ちょっとちょっと、莉緒ちゃん!
さっきから飲むペースが早いんじゃない?
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プロデューサーくんったら、
デレデレ鼻の下伸ばしちゃってさ……。
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ああ~、もう! 思い出したら、
またモヤモヤしてきちゃったじゃない! ううっ……。
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まあでも、あれは仕方ないわよ……。セクシーの
伝道師である私たちでさえ、目を奪われたわけだし。
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でもね、詩花ちゃんにも言ったけど……セクシーは
本来、自分との戦い。人と張り合うものじゃないわ。
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このみ姉さん……。
そうね……たしかに、そうなんだけど……。
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それに、プロデューサーが言ってたでしょ?
ビーストと私たちじゃ、セクシーの種類が違うって。
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あっちは確かに、すごく刺激的よ?
でもね、なんだか、それだけに思えたっていうか……。
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このみ姉さん……それ、どういうこと?
刺激的なセクシー、最強じゃない! 何がダメなの?
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ダメじゃないけど……だって私たち、アイドルでしょ?
ギラギラだけじゃなくて、キラキラしてなくちゃ!
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ギラギラだけじゃなくて、キラキラ……。
はあ……やっぱり、このみ姉さんはすごいわね。
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(思ったより来るのが遅くなったな……。
ええと、このみさんと莉緒は……あ、いたいた)
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このみさん、莉緒!
遅くなってすみません……ん?
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このみ姉さん……でもやっぱり、私……
刺激的なセクシーでも、負けたくないの~……。
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だって、そうでしょ? 私が毎日自分を磨いてるのは、
綺麗になりたい、セクシーになりたいからだもん……。
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うん……そうね。莉緒ちゃんは、
そのために毎日頑張ってるんですものね。
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そうよ~? ファンのみんなが、セクシーな私に
ドキドキしてくれたら、すごくうれしいなって……。
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アイドルなんだし、キラキラも必要だけど……。
でも私、刺激的なセクシーも追い求めてみたい……。
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そうね、ダメじゃないとは思うけど、難しいわね。
でも……だからこそ私たちで、挑戦してみなくちゃね?
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このみ姉さん……! ううっ、大好き~! やっぱり
私をわかってくれるのは、このみ姉さんだけね!
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あら、そんなことないわよ莉緒ちゃん。
……そうでしょ、プロデューサー?
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……はい。そういう莉緒の気持ちは、
一応、わかってるつもりです。
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え? ……や、やだ~!
プロデューサーくん、いつからいたの!?
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いや、声をかけるタイミングがなくて。
ついさっきからだけど……大丈夫。
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莉緒とこのみさんなら、
セクシービーストにだって負けない。信じてるよ。
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プロデューサーくん……。
な、なによ、またそんな……もう。
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さあ、プロデューサーも来たことだし。
飲み直しましょ、莉緒ちゃん!
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そ、そうね!
今夜はとことん、飲み明かすわよ~♪
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(どんな状況でも、自分らしさを貫こうとする莉緒……
そういう所が、人を惹き付けるんだろうな)