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(クラブミリオンでの夢のようなライブが終わった。
その余韻もまだ冷めないが、今日は打ち上げだ)
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(場所は、いつもの店……
久しぶりに羽を伸ばせそうだな!)
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なんだか目まぐるしい日々だったわね~。
クラブミリオンで歌ったのが、遠い過去のことみたい。
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ええ。詩花ちゃんにセクシーの極意を教えたり……
セクシーの強敵に出会ったり……。
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アリゾナ州のセクシービースト……
手強い相手だったわ……。
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でも、私たちのセクシーだって負けてないわよね!
プロデューサーくん?
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ああ、良いステージだったよ。
ふたりとも色っぽくて、目が離せなかった。
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もう、知ってるわよ! プロデューサーくんの
熱~い視線、私、感じちゃったもの。ウフフ♪
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それにしても、こんなに楽しいお酒は久しぶりね♪
はあ、詩花ちゃんも早く大人にならないかなぁ~。
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まだ高校生だからな。詩花との打ち上げは、
また別の機会を考えるから、その時に。
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そうね。また劇場に遊びに来てくれた時にでも、
詩花ちゃんを交えて打ち上げしましょう♪
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そういえば、このみ姉さん、
セクシービーストを呼びたいって言ってなかった?
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ええ。イベントではライバルだったけど……セクシーを
極めようとする者同士、深い話ができるかと思って。
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それで、プロデューサーに
頼んでみたんだけど……ダメだったのよね?
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ええ。クラブミリオンのライブが終わってすぐ、
セクシービーストは帰国してしまったみたいです。
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そっか……。もしかしたらセクシービーストも、自分の
セクシーを見つめ直す旅に出たのかもしれないわね。
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今頃、アリゾナでヤケ酒してたりして? フフッ。
あら、もう空っぽ……グラスワイン3つくださーい!
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もしそうだとしたら……パワーアップした
セクシービーストとも、いつか戦ってみたいわね!
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やだ、それ面白そう! ならその時までに、
私のセクシーもレベルアップさせなくちゃ♪
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ええ、そうね。私は私の、莉緒ちゃんは莉緒ちゃんの
セクシーを追求しなくちゃ……。
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そういうことだから、プロデューサー。
これからもセクシーのプロデュース、よろしくね!
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はい。セクシーだけじゃなくて、
アイドル活動も忘れないで欲しいところですが……。
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やだ、もちろん忘れてないわよ? ウフフ♪
あら、また空っぽ……グラスワイン3つくださーい!
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莉緒、今日はあまり飲みすぎないほうが……あれ?
風花からメールが来てる。
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えっ!? みんな誰かと約束が……ハッ!
もしかして、ひとりぼっちなのは私だけ~!?
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風花は、あずささん達とグラビア撮影だったんだ。
……うん、無事に終わったみたいだな。
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歌織ちゃんも、お仕事終わったみたい。
これから千鶴ちゃんや麗花ちゃんと一緒に来るそうよ。
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プロデューサーくんの携帯、
ちょっと、借りるわね。
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『プロデューサーくんの携帯、借りちゃった♪
風花ちゃん、仕事が終わったなら一緒に飲みましょ!』
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『このみ姉さんと、いつもの店で待ってるわ。
o(*・▽・)ノ"Bye♪莉緒』っと。はい、送信♪
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まあまあ、プロデューサー。
たまにはこういう時間を持つのも大切よ!
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今日の疲れを癒やして、明日への英気を養うの。だから
プロデューサーも、働いてばっかじゃダメよ?
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私たちのために働いてくれてるのは、わかってるわよ?
けどあんまり忙しそうだと、心配になっちゃうわ。
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そうよ~。それにプロデューサーくんには、
私たちを、もーっとプロデュースしてもらうんだから!
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あ、ワインこっちでーす! はい、グラス持って!
ほらほら、プロデューサーくんも!
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これからも私たち、セクシーの伝道師として……。
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(自分らしさは、アイドルにとって強力な武器だ。
今回の仕事で、ふたりはその武器をより強くした……)
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(大人だって成長できる、ふたりはそんな可能性を
見せてくれた。俺も、成長しないとな……!)