1
(数週間のレッスンを経て……いよいよ今日は、
クラブミリオンでのライブイベント当日だ!)
2
ここが、クラブミリオン……。
歴史あるライブハウスだけあって、雰囲気があるわね!
3
ホント! 次はプライベートで来たいわね、
プロデューサーくん♪
4
え? ああ、そうだな。
それじゃ、そろそろ行こうか!
5
もう、プロデューサーくんったら!
……あ、それとも、照れてるのかしら?
6
そうかもしれないわね。
さぁ、私たちも行きましょう!
7
こ……これが、数々の大物が立ったステージ……。
ここに、私たちふたりで……?
8
しかも、バックバンドの生演奏つきでしょ?
貴重な体験になりそうね!
9
そ、そうね。けど、さすがの私も、緊張してきたわ。
大人の余裕を取り戻さないと……うぅ……。
10
グリュース・ゴット!
みなさん、お疲れさまです♪
11
あら、詩花ちゃん! あれからどう?
自分なりのセクシーは、極められたかしら?
12
それが、おふたりのようには、まだ……。
けど、私なりに、がんばってきました!
13
やだ、それでいいのよ!
私たちも応援してるから、頑張ってね♪
16
(照明が暗くなり、落ち着いた空気が会場を支配する。
劇場とは異なる『大人のライブ』が始まる……)
17
(いくつかの曲が終わり、次は詩花の番だ。
その圧巻のパフォーマンスに、観客は魅了されていた)
18
ステージの詩花ちゃん、素敵だわ……。
自分なりのセクシーを表現できたみたいね。
19
ええ。それに、まだまだ伸びしろがあるみたい!
将来が楽しみね。ウフフ♪
21
お疲れさま、詩花ちゃん!
目が離せないステージだったわ~。
22
詩花ちゃんのセクシー、見届けさせてもらったわ……
この調子で、セクシーを極めていきましょう!
24
Oh……今のが、あのシイカのステージ?
シンジラレナイデース……!
25
セクシービーストが震えてるわ……。
詩花ちゃんのステージに、圧倒されたってとこかしら?
26
だって詩花ちゃんのステージ、本当に素敵だったもの。
……さぁ次は私たちの番よ、このみ姉さん!
27
いつも以上の気合いだな、莉緒。詩花のステージの
余韻のせいか、クラブミリオンの雰囲気のせいか……。
28
フフッ、そうね。気持ちはわかるけど……
いつもと違う場所だからこそ、気負わずに行きましょ?
29
そのほうが、
歌織ちゃんとの特訓もムダにはならないと思うわ!
30
えっ!? 姉さん、どうして特訓のこと知ってるの?
あっ、もしかして……。
31
ええ。歌織ちゃんと飲みに行った時に、
聞いちゃったの。
32
もう、歌織ちゃんたら~! このみ姉さんには
ナイショにしてって言ったのに~。
33
いや、結構みんなも気づいてたけど……
そういえば、どうして特訓なんて?
34
前に、酔って劇場で休ませてもらったでしょ?
あの時、このみ姉さんの話を聞いちゃったの。
35
「今の私で頑張る」……なんて言えちゃう
このみ姉さんが、なんだかすごく素敵に思えて……。
36
だから私も、もっともっと素敵になって、
このみ姉さんの隣に立ちたい!って思ったの。
37
それで、特訓なんかしてたのね……。ありがとう、
莉緒ちゃん。その気持ち、すごくうれしいわ!
38
じゃあ、特訓の成果をしっかりと見届けるよ。
そろそろ時間だ。ふたりとも、準備はいいか?
39
もちろんよ、プロデューサー♪
莉緒ちゃん、私たちの本気を見せる時がきたわよ!
40
ええ、このみ姉さん!
私たちのセクシーを、見せつけてやりましょう!
41
セクシーとは、ありのままの自分に誇りを持つこと。
それが出来てこそ……。
43
(このみさんと莉緒はステージへと、まっすぐに
歩いていく。最高のセクシーを目指して……)
44
(このふたりなら、セクシーでキラキラに輝く
最高のステージを、お客さんに届けてくれるはずだ!)