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(今日から、タウラスのみんなのレッスンが始まった。
一晩経って落ち着いたのか、まつりの表情は明るい)
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(記憶があやふやとはいえ、公演は待ってくれない。
本人の希望もあり、レッスンは通常どおりの参加だ)
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すごいすごいー!
まつりちゃん、もう振り付け覚えちゃった!
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ふふっ、ありがとう!
ふたりが、丁寧に教えてくれたからだよ。
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それじゃ、少し休憩にしようか。
公演をどうするかも考えないとだし……。
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聞いたよー! みんな、次の天体公演出るんでしょ!?
ねえ、どんなことするのー?
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あっ! まつりん!
記憶そーしつになったって聞いたけど、大丈夫!?
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ふたりとも、いっぺんに話しかけるんじゃないぞ。
まつりが困ってるだろ。
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あ、ごめん! そっか、初めましてなんだっけ。
私は、高坂海美! 海美って呼んでね☆
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たまきは、おおがみたまきだぞ!
うみみもたまきも、まつりとおんなじアイドルなんだ!
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海美ちゃんに、環ちゃん……うん、覚えたよ!
そうだ、ふたりも一緒にレッスンする?
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えっ、いいの!?
私も環も、体動かすの大好きなんだっ! ね、環!
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あっ! 私、勝手に決めちゃったけど……美也ちゃん、
未来ちゃん、プロデューサーさん。いいかな?
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いいに決まってるよー!
だって、レッスンはみんなでやったほうが楽しいもん♪
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はい~。それに、海美ちゃんや環ちゃんがいたら、
まつりちゃんも、何か思い出せるかもしれませんし~。
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(飛び入り参加の海美と環が加わり、
レッスンはいつにもましてにぎやかなものになった)
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みんな、お疲れさま。今日のレッスンはここまでに
しよう。それから、公演のテーマなんだけど……。
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プロデューサーさん、ひらめきましたよ~。
今回の公演のテーマは、記憶喪失にしましょう~!
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はい~。
記憶喪失って、なんだか不思議ですよね~?
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たしかに、不思議かも!
だって、見た目はいつものまつりちゃんだもんね。
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まつりちゃんが記憶を失くしてしまったのは、
悲しいことかもしれません~。けど……。
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せっかくですから、悲しいだけじゃなくて、
楽しんでほしいって思ったんです~。
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はい~。前のまつりちゃんも、今のまつりちゃんも、
楽しければ、悲しくならないかと思いまして~。
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そうだな。ただそれは、記憶が戻ればの話であって……
今の状態でテーマにするのは、難しいかもしれない。
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そうでした……まずは、まつりちゃんの記憶を
取り戻さないとですね~。む~ん……。
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よーし、私たちでまつりちゃんの記憶を取り戻そうー!
……でも記憶って、どうしたら戻るんだろう?
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それなら、劇場のみんなに会ってみるのはどう?
控え室なら、誰かいるかもしれないし!
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お~。海美ちゃん、いい案ですな~。
それでは、みんなで劇場をお散歩しましょう~!
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わーい、おさんぽ、おさんぽ~♪
みらい、早くしないと置いてっちゃうぞ~! くふふ♪
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ではまつりちゃん、プロデューサーさん。
私たちも行きましょう~。
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心配しなくても大丈夫ですよ~。まつりちゃんの記憶、
絶対に、取り戻してみせますからね~。
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(まずは、まつりの記憶を取り戻すのが先決だけど……
ひとまず、みんなに任せてみよう)