2
あの、恵美お姉さま。
……それで、どうして急に温室なんですか?
3
え? だって温室の花の世話って、
ミス・アルメリアの仕事なんじゃないの?
4
それはたまたま先代と美奈子お姉さまが園芸部だった
だけで、決まりというわけじゃ……あれ、誰か来た?
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あなたは、何を考えているんです!?
誰が、姉妹関係を解消しろなどと言いましたか!
7
え……? でも紬ちゃん、私がアルメリア姉妹に
なったのが、気に入らなかったんじゃ……。
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あなたが先代の妹になったことが気に入らないだけで、
下の妹まで巻き込めなどとは言っていません!
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あれ? ……なんか、見た目とイメージ違うね。
紬さんって、ああいう人なんだ?
10
ええ、まあ……。
けっこう、毒舌っていうか……。
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あなたはいつもそう!
被害者のような顔をして、謝ってばかりいて!
12
私からお姉さまを奪ったのですから、幸せそうな顔
くらいしてみせてくださいな! そうでなければ……。
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そうでなければ、私は……あなたを恨むことも、
憎むこともできないではありませんか……。
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ごめんね。でも私は、ただ紬ちゃんと、
ずっと一緒にいたかっただけだから……。
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なんなんですか、それは。
私からお姉さまを奪っておいて……図々しい。
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うん……そうだよね……。
でも、本当にそうなの……。
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私がミス・アルメリアの妹になったら、紬ちゃんは
ずっと、私を忘れないでいてくれると思ったから……。
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? 忘れるも忘れないも、ありますか。
それとも私が、あなたの顔を忘れるとでも?
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うん……ふふっ。
紬ちゃんは、きっとそう言うだろうと思った……。
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あなたは先ほどから、何を言っているんですか?
……それより、そこのおふたり! 出てきなさい!
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ご、ごめんなさい紬さん、美奈子お姉さま!
えっと、聞くつもりはなかったんだけど……。
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気配を消すなら、もうすこし上手くおやりなさい。
おふたりには、盗み聞きの罰を申し付けます。
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今回の騒動は、アルメリアの名に傷をつけかねません。
少しでも責任を感じるならば、名誉挽回に努めなさい。
27
所恵美さん、でしたか。生徒会選挙を控えた
あなたにしかできない方法があるでしょう。
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アルメリアに、票が集まるところを見せつけなさい。
よもや、できないなどとは言わせませんよ。
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なるほど、そういうことね……
まかせてよ。全力でやってやるんだから!