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(公演まであと1週間、すっごく順調って感じ!
レッスン、サボらないでがんばったもんね。けど……)
2
せっかく、みんなでこんなにがんばってるんだから。
もっともっと、いい公演にできないかなぁ……。
3
みんなが一生忘れられないような、そんなライブに
できないかな。わたし、そんなすごいライブにしたい!
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みんな、ゲネプロお疲れさまなのです。
はやく帰って、ゆっくり休むのですよ!
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はい。ここまで、すべて順調に進んでいますし、
無理をしないことも大事かと。
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明日からのレッスンなんですけど……
みんなで、新しいことに挑戦してみませんか?
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はい! たとえば今の振り付けだけじゃなくて、
すっごいターンを入れてみるとか!
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いや、無理でしょ!
だって本番まで、あと1週間しかないんだよ?
15
え~! あ、だったら、バックダンサーは!?
あとは、演出をもっと豪華にして……。
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翼ちゃん、ストップなのです。
今からそんな大掛かりな変更は、危険なのですよ。
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それにステージの演出は、姫たちだけで
決めていいような問題ではないのです。
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あれは、プロデューサーさんが作った
仮のリストがあったから、相談できたことなのです。
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姫たちが、勝手に決めたことではないのです。それに
時間に余裕もあって、今とは状況が違うのですよ?
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そうだよ、翼。どうしてもっていうなら、
プロデューサーに聞いてからじゃないと……。
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なんで、そんなに反対するんですか? どうすれば
できるかって、みんなで考えればいいじゃないですか。
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それとも……みんなは次の公演のこと、
そんなに大事に思ってないの……?
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そんなことはありません。ですが翼、無理は禁物です。
焦って怪我をしてしまっては取り返しがつきません。
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わたし別に、全部の曲を直したいって
言ってるわけじゃないのに……。
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新曲だけでも、完成度を高めたいんです!
それなら、今からでも遅くないですよね!?
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その1曲で無理をしても、次も、その次もあるのです。
ライブは、新曲だけでは終わらないのですよ。
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プロデューサーさんがそれを採用しないのは、
ちゃんと、考えがあってのことだと姫は思うのです。
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ん……アタシも、そう思うかな。それに、
今の完成度が低いっていうなら、話は別だけど……。
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でも、そういうわけじゃないっしょ?
これから新しくするってほうが、難しいと思うし。
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そうですね。残念ですが……
まつり姫や恵美の言うことが、正しいかと。
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なんで……なんで!
みんな、まつりさんの言うことばっかり聞いて!
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リーダーはわたしなのに! どうしてみんな、
わたしの言うことは聞いてくれないんですか!?
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翼ちゃん、そういうわけではないのですよ。
姫たちが言いたいのは……。
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リーダーだなんて言って、本当は……
どうせわたしのことなんて、子どもだと思ってるんだ!
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……ほ?
姫は、なーんにも気にしてないのですよ。
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それより姫は、翼ちゃんのことが心配なのです。
翼ちゃん、どこに行ってしまったのでしょう。
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も~~~、まつりってば!
自分が辛い時に、人の心配なんてしないの!
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そんなわけないでしょ!
アタシだって、そういう経験あるし……。
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仲間とケンカして、辛くないヤツなんていないよ。
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恵美ちゃんは、ちょっとおせっかいなのです……。
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あはは、そうかも!
おせっかい上等、ってね♪
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……。なら、ちょっとだけ。
今だけ、恵美ちゃんの肩を借りるのです……。