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ディーディー・イン・シャインナイト

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とある都市……
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(ん……? 確か、潜入したところを ガスで眠らされて~……。それで~……)
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(これは、夢……? なるほど~……私の能力と、 月の宝が見せてくれている夢ですね~……)
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(では……これはきっと、シャインナイトの……)
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遠い遠い昔、お月様にはとっても立派な都が ありました。夜なのに、輝くような都です。
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ご先祖様はそのキラキラ輝く夜の都で、 毎日騒いで楽しく過ごしていたそうです。
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キラキラの夜……すごい! お母さん、 今でもお月さまはそんなところなの?
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大昔のお話よ。お母さんのお母さんから 聞いた、ふるーい言い伝えだから……。
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でも、とってもすてき……! もっとごせんぞさまのお話、きかせて!
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はいはい。 それじゃあ次は……。
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ディーディー、そろそろ起きなさいってば! いつまで寝てるつもりなの?
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おや~……? レディ・Iに……ミス・Wも。 おはようございます~……ふわぁ。
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おはようございます。……脱出経路、確保完了。 いつでも出られます。
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ありがと。ディーディー、あんたは どうして寝てたの? まさか、能力が?
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はい~。強い眠気に逆らえず…… おかげで、夢を見ましたよ~。
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ディーディーの持つ能力は、 私たちのようなウサギの中でもかなり特殊です。
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他者の夢を共有したり、その世界に入るだけでなく、 月の宝を使って、その夢を現実にすることも……。
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今回はシャインナイトでした~。 彼女の、幼い頃の記憶のようでしたが……。
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シャインナイトの……! 何を見たんですか? ディーディー。
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シャインナイトがお嬢様の『輝きのダイヤ』を 狙う理由が、そこにあるのかもしれません。
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ストップ。月の宝で得た力や情報に、他人が 口出ししてはダメよ。使用者が判断すること。
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しかし……彼女の正体は私が調べても 不明な点が多く、今後のためにも……。
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私たちが活動している理由……これが 何のための組織かということを忘れないで。
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月の宝という、へんてこで すさまじい力を持った大昔の秘宝……。
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その悪用を防ぎ、管理するために レディ・Iが作った秘密組織ですな~。
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そうよ。私たちが振り回されてどうするの。元より、 過ぎた力を扱っていることを忘れてはならないわ。
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それは……。
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過ぎた力に振り回される……。 私も、レディ・Iの意見に賛成ですよ~。
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力のせいで人が傷付くところを、 もう見たくありませんからね~。
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……。そう、でしたね。すみません、ディーディー。 嫌なことを思い出させてしまって……。
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気にしないでください~。お陰で私は、 初心を忘れずにいられますから~。
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それでは改めて、最初の目的である 『ストーンボウル48』を探しに行きましょう~。
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それならさっき、ミス・Wと確認済みよ。 力が退化してるみたいで、危険性は薄いわ。
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そうでしたか~。……でもこの部屋から、 まだ、お宝の匂いがするような~……?
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