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全員でシンカの原稿を手伝う修羅場の最中。
わずかな休憩時間での事……
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染みるぅ~! エナドリしか勝たん! なんとか
山場は超えたけど、表紙が残ってるんだよね~……。
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シンカちゃん、さっきの山場は4ページだけど、表紙は
裏表紙入れてもたったの2枚だよ! いけるいける♪
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枚数だけで言えば、そうですけど!
Licht先輩はいいな~、悩みとか無縁って感じで。
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え、あるよ? なんで私が神なのかなあ?って、
いっつも不思議だし!
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私は、自分がいいと思った事をやってるだけだもん。
それが受け入れられてるのも、運が良かっただけで。
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でも周りの子達は、そう思わないみたい。
みんな、いつの間にかいなくなっちゃうしね。
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だから私、このサークルがすっごく楽しいんだ。
みんな、自分が上手くなるのに一生懸命だし♪
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マンガって、ひとりじゃ連載するのも難しいでしょ?
私もこれから先、大勢の手を借りる事があるかなって。
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だから私、人には優しくするって決めてるんだー。
いつか私の原稿も、手伝ってもらうかもしれないしね!
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い、いつの間にか
アシスタント候補に入れられてる……。
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まあ、今手伝ってもらってるし、お返しはしますよ。
そうでなくても、Licht先輩なら手伝いますけど。
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Lichtちゃん……今のシンカちゃんの話、
ちゃんと聞いてましたか……?
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え? 今日のお返しに、
原稿手伝ってくれるって事?
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大事なのは、その後です! シンカちゃんは
そうでなくても手伝います、って言いましたよね!?
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シンカちゃんはLichtちゃんの事を、仲間で、
友達だと思ってるから、手伝うって言ってるんですよ!
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人の話はちゃんと聞かなくちゃダメです! Licht
ちゃんから人が離れるのは、それも原因だと思います!
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自分の話をちゃんと聞いてもらえないと
悲しくなるのは、誰だって同じです……。
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あとあと……Lichtちゃんは、ちょっとだけ、
デリカシーが不足していると思いますっ!
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私はLichtちゃんの事好きだし尊敬もして
ますけど、そういうところは好きじゃありませんっ!
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……うんっ! ありがとう!
りこちゃん、大好きーーー!!!
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すっ!?
な、なんでそうなるんですかー!!?
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ふふっ。……やっぱり、
ここは温かくて、いいサークルね。
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でしょ? ……みんな、そろそろ休憩はおしまい!
ラストスパート、集中して取り掛かるよ!
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はーい!
……ねえ、シンカちゃん、りこちゃん。
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私が追いかけようとしていた相手は、降りちゃったの。
……でも、私は降りないから。約束する。
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私、待ってるから。
ふたりは、私に追いつけるように、頑張ってね!