2
年に一度 一泊でもいい
家族みんなで旅行に行けたら
3
外食で母が値段を気にせず
好きなものを食べてくれたら
5
私の夢は、一人前のアイドルになって
家族を幸せに……笑顔にすること
7
志保。陸がまだ熱下がってないのに
保育園行くって聞かなくて。
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でもおねえちゃんは家を出ていきたいんでしょ。
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おねえちゃんが……アイドルが大好きなのもわかるけど
ぼくはおねえちゃんと一緒に……いたいから。
15
(なんで……、なんでわかってくれないの!!)
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ふっ。ぐ……。
ふぐっ……、う……、うっ……。
21
……今、志保の母親から連絡があってな。
今朝家を出てから学校にいっていないらしい。
22
携帯も家に置いたままだから、
志保がどこにいるか分からないみたいなんだ。
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みんな、志保の行きそうなところ
心当たりあるか?
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昨日、私がしほりんの気持ちを考えないで、
しほりんを傷つけちゃったから……。
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成果なし……か。あとはオレとスタッフにまかせて
今日はみんな家に帰ってくれ。
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夜の雨の中で歩いて
みんなに何かあったらことだし。
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今、可奈がここにいても
できることは何もないんだ。
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志保……ちゃん、いつもここで……
がんばって……たから。
42
私はアイドルとしても、ユニットのリーダーとしても
力不足で、これ以上活動を続ける自信がなくなったの。
43
指導係なんて名前だけで……。
情けない昨日の私を見て、矢吹さんも幻滅したでしょ。
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(志保ちゃんに聞いて欲しい歌があるんだ。
私のはじまりの歌……)
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(アイドルを夢見た、私たちのはじまりの歌を!!)
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はあ……はあ……志保ちゃん……
私が歌が好きなのは……私が歌って楽しいから。
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私の歌で誰かが笑顔になってくれるとき、
とってもうれしいからなんだぁ……。
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私じゃ力不足かもしれないけど……けど……ね……
困った時は頼ってほしい。
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私は志保ちゃんの仲間だから、
どんな志保ちゃんでもキライになんてならないよ。
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私は歌と同じくらい志保ちゃんが大好きだから。だから
私は、志保ちゃんといっしょにアイドルがしたいの。
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悲しいときは歌うよ。私の歌の実力はまだまだだし、
私は魔法なんて使えないけど。
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私の歌が誰かを笑顔にできる。
おまじないくらいにはなるって信じてるから。
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みんなをニコニコ笑顔にしちゃうのが、
アイドルだって思うから。