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新生『I.V.』選考オーディション、途中経過……
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わ、私……落ちたんだ……
うう……ぐすっ……! うう……。
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いつまでもそんなところにいられると、次の人の邪魔。
泣くなら廊下で、思う存分どうぞ。
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あなた、落ちたら慰めてほしいと思う?
優しい言葉を掛けられたい? 落ちたのに?
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血の気が多いのは結構だけど、今は選考中よ。
受ける気がないなら、ふたりとも出て行きなさい?
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なるちゃん! うん、よかった。
最終選考、なにするのかな……。
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……あのね。私、真珠星ちゃんのすごさ、
この中で誰よりも知ってると思うんだ。
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苦手だったダンスを頑張って、
バックダンサーの特訓をやり切ったこと。
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途中から入ってきたのに、
私よりも、ぐんぐん伸びてること……。
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あのね、だから……お願い。
手加減しないで。
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私は、本気でアイドルになりたい。
……だから。
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うん……もちろん!
私も、全力でぶつかるよ!
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真珠星、なる、クロエ……
最終選考のパフォーマンスを見た上で、どう?
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やっぱり、例のアイディアでいくべきだと思う。
多分、それが一番いいはず。
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新生『I.V.』、この形をFIXとして
進めたいと思います。よろしいですか?
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やることはやりきったつもりだけど……
結果発表、いつまで待たせるんだろ。
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お待たせ。
まずは、オーディションの結果を発表するわ。
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新生『I.V.』は2チーム制を採用する。
デュオを2組、計4人のユニットよ。
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どうもこうも、聞いた通りよ。まず
『Indigo Blue』は私、真珠星のデュオ。
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そして『Vermilion Red』は
クロエ、なるのデュオ。
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ふたつのデュオユニットを合わせたものを
新生『I.V.』として始動させる……ってこと。
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はっ、はあ!?
『I.V.』はデュオユニットのはずじゃ……!
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メンバーを増やしちゃいけない理由もないし、
私もOKしたから。それに……。
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あなた達3人まとめたところで、
織姫ひとりに釣り合うかどうか……ねえ?
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せいぜい頑張ってちょうだい。運用上の効率を
考えて、良好な関係は維持するように。
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本当にここまで来るとは思わなかったけど……。
よろしくね、小さな相方さん?
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し、身長なんてすぐ伸びるし!
絶対、追いついてやるんだから!
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は、はいっ……!
……うう、私、やっていけるかなぁ……。