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(今日は『りるきゃん』50周年イベントで行われる
ステージの打ち合わせだ。みんな揃ってるかな?)
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みんな、お疲れ様!
ステージのアイディアは……ん?
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(どこに行ったんだろう?
とりあえず、探してみるか……)
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いいえ! これはまこりんから借りた単行本で、
こっちがまつりちゃんから借りた『りるきゃん』だよ!
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あっ、『キミさけ』だ~! これ最新刊?
わたし、まだ読んでない~!
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こ、この間、発売されたばかりだもんね……。
私も、続き……き、気になってたんだ……♪
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おっ、やっぱり……!
みんな、こんなところにいたのか。
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あっ、プロデューサーさん!
おはようございま~す♪
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? 『りるきゃん』と、少女マンガの単行本が
たくさん……?
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あっ、そうか。みんなで、ステージのアイディアを
考えるためにマンガを読んでたのか? 研究熱心だな!
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プロデューサーちゃん!
茜ちゃんたちは! マンガを描く事にした!
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言葉のとおりだよ! イベントの『持ち込み編集部』に
出すために、3人でマンガを描く事に決めたのだ!
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だって、入賞したら賞金500万円だよ!?
やるっきゃないでしょ!
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500万ってすごいですよね~!
わたしも、もらえたらうれしいな~って♪
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でね、茜ちゃんは色々調べたのだ!
500ま、いや、賞を確実に獲るための方法を!
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マンガを描くには、絵も大事だけど。
まずは、お話を考えないとなんですって!
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そ、それで、のり子さんと、亜利沙ちゃんと、
麗花さんに……あ、アドバイスをもらって……。
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あ……なるほど。『紙・心・ペン・心』の
メンバーに話を聞いてきたのか。
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あの作品には、千早と紗代子も出てるけど……
マンガを描いている役は、その3人だったもんな。
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はい……。ま、マンガを描くために、
いろいろ、意見を聞きたいなって……。
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たしかにそのメンバーなら、
参考になる意見が聞けるだろうけど……。
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まあ、まだイベントまで余裕もあるし、いいか……。
ひとまず、みんなのやりたい事をやってみてくれ。
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さすがプロデューサーちゃん、話がわかる~♪
500ま、じゃなくて、賞を目指して頑張るね!
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それじゃあ、みんな!
マンガを描くために、まずはお話を作るよ!
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お、お話……。そう言われても……。
ど、どうやって作れば、いいのかな……?
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最初はプロットという、物語の
あらすじのようなものを作るんじゃないかな。
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そ、そうなんですね……。
あらすじ……。うーん……む、難しい……。
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ん~……だったら、自分たちの理想の少女マンガを
考えたらいいんじゃないですか?
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どんな感じが理想なのかがわかれば、
お話ができるかも?
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おっ、いいね翼ちゃん、流石だね!
そこから、想像を膨らませてみよう!
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じゃあ、わたしから発表しま~す!
わたしの理想は~、モテモテハッピーライフで~す♪
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主人公がモテモテの女の子で、
好きな人とも超ラブラブで、とにかくハッピーなお話!
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うんうん! そういう甘々な少女漫画もいいよね!
茜ちゃんは、ウハウハハッピーライフかな~?
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恋を手に入れるだけではなく、富と名声も手に入れる!
ウハウハハッピーライフのことだよ、可憐ちゃん!
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それは、少女漫画じゃないんじゃないか?
ジャンル的に。
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おや? そ、そうかなー?
茜ちゃん、恋愛にはお金も大事だと思うけどなー?
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そうだよね! 茜ちゃん、いいこと言う~♪
だってお金がなかったら、デートもできないし!
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ふたりの意見はわかった。
それで、可憐はどんなのが理想なんだ?
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ひ、密かに片想いしていた相手に、勇気を出して、
告白して……。お、OKをもらう、とか……?
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可憐さん、モテモテじゃなくていいの? みんなに
チヤホヤされたり、プレゼントとかいらないのー!?
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え? う、うん。物は、いらないかな……?
必要なものは、両親に買ってもらえるし……。
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(うーん、なかなかまとまらないな……。まあ、
まだ時間はあるし、しばらく様子を見守るか……)