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(今日はいい天気だ。こんな日は事務仕事じゃなくて
営業に出れば良かっ……、うん?)
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プロデューサー、大変だよー!
真美が、マジでバスケ選手になろうとしてるかも!?
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話は聞いてもらった! 止めないで兄ちゃん!
真美にはやらねばならぬことがあるのっ!
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真美……確かに昨日、そんなこと言ってたけど。
あれ本気だったのか?
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モチのロンだよ!
今まで真美が本気じゃなかったことあった!?
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それはそう。でも今回は本気だかんね!
本気と書いてホンキと読むんだかんね!
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(この表情……少なくとも、
バスケをやりたいのは本当みたいだな)
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いたいた。真美、ホントに着替えちゃったんだ?
まだレッスン終わってないのに。
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戻って一緒にフリを覚えようヨ~。
ダンスの先生も待ってるヨ?
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まこちんもえれなんも止めないで! 真美は今日、
行くしかないんだよ。運命感じちゃったの!
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じつはね、今日劇場に来る途中で、
バスケのゴールがあるイイ感じの公園見つけたんだ~♪
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ほら、釘はアツいうちに打てっていうっしょ?
真美のバスケ熱も、アツいうちに打たないと!
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まぁ、バスケをすること自体はいいんだけど。
あと釘じゃなくて鉄だけど、アイドルはどうするんだ?
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やるに決まってるっしょ? バスケとアイドル、
どっちもやるの。ニソクのワラビするの!!
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亜美も竜宮小町で兄ちゃんと律っちゃんのニソワラして
るんだし。真美はアイドルとバスケでニソワラする!
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……なるほど。ワラビだとだいぶ美味しそうだけど、
つまり両方とも、ちゃんと本気なんだな?
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わかった。じゃあ俺から言うことは何もないよ。
思う存分やってみるといい。
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でもレッスンをサボるようじゃ、アイドルに本気とは
言えない。レッスンの後でバスケに行くのはどうだ?
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あ、そっか。さっすが兄ちゃん、あんたスルドイぜ!
んじゃ、もっかい着替えてレッスンしてくんね~♪
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ちょっとプロデューサー、両方って……
本当にあんなこと言っちゃってよかったの?
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まぁ、せっかくのやる気に水を差すのも
違うかなと思って。
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うーん。今は亜美が竜宮小町のツアー中だし、
真美の気持ちもわかりますけど……。
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いつも一緒の双子だもんネ。
ちょっとスネちゃってるのかナ?
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そういう部分もあるかもしれないな。
でも、今はバスケに夢中なのも本当だと思うよ。
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バスケの勉強なら今度の仕事のためになるし。
やり過ぎない限り、悪い方向にいくことはないと思う。
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あ~、そっか。バスケ自体もうまい方が絶対、
いいに決まってるもんね。
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ウン、そうだネ! ワタシ達も大好きになってるけど
もーっと好きになれるなら、その方がいいもんネ♪
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だから、やり過ぎないよう見守るくらいでいいと思う。
無茶はしないよう、みんなも少し気にしてやってくれ。
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わかりました。じゃあボクらも真美と一緒に、バスケの
上達を目指すつもりで。今はレッスンに戻りますね!
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あーあ、全然ゴール入んないし。
やっぱ、調子わる……。
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到着っと! あ、誰かもう使ってる? でも一人だし、
真美と同い年ぐらいの子だ。チャーンス!
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ヘイ、そこのバスケ娘!
よかったら真美とイイコトしな~い?
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いいえ、真美は通りすがりのバスケ好きな美少女。
怪しいものじゃないよ~ん。んっふっふ~♪
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ものっすごい怪しいじゃん。あと、ウチは一人で
シュート練習したいだけだから。邪魔すんなし。
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えーなんで? いーじゃんいーじゃん、
バスケは一人でやるもんじゃないっしょ?
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いいかね、バスケ娘君。バスケは今プロリーグが
めっちゃ盛り上がってて、めっちゃアツいわけ!
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むぅ、小生意気なバスケ娘め。でも今度そこで真美が
何する予定かは知らないっしょ? 知らないっしょ~!
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むか。なに、リーグの関係者の家の子とか?
……別に、どーでもいいし。
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仕方ないなぁ。とにかく生でプロの試合を観たばっかの
真美が、バスケの楽しさを教えてあげるから。カモン♪
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むっか~、言ってくれるじゃん! もう怒った!
こうなったら、真美とバスケ勝負だー!
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はぁ? なんでそうなるわけ?
意味わかんないし!
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おっ、さては真美に負けるのが怖いんだね?
んっふっふ~♪ かっこわる~♪
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違うし! ……わかったよ。やってやんよ!
いっとくけど、手加減しないから。
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オッケーオッケー、真美も加減を知らない美少女だから
大丈夫! でさ、試合ってどやって始めんの?