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その後、恵美さんが副会長。
高坂さんが生徒会長に立候補した。
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数日後、全ての立候補者が公示され、
いよいよミリオン女学園の生徒会選挙が始まった……
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選挙に一番乗りで立候補しておいて、こんな
ところで油を売っているなんて……大丈夫なの?
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……。お姉さまは心配性なのか、それとも
サディスティックなご趣味をお持ちなのか……。
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恵美ちゃんの背中を押したのは
お姉さまだって事くらい、わかってますから。
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それは……適材適所っていうでしょ。恵美さんは
副会長、茜は会計。それがベストだと思ってるわ。
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そうですわね。まあたしかに、
会計は私にピッタリだとは思いますけど……。
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今回は会計の候補者がいなかったので、
副会長とWで立候補してますし。
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それ、気になってたんだけど。どうして
最初から、会計一本に絞らなかったの?
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だって。決められたレール通りに行くのは、
面白くないでしょう?
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……ふふっ。
やっぱり似てない姉妹だね、私たちは。
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そうですわね。……だから、
せめて副会長がよかったんですけど。
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いいえ、別に。……ん?
あそこにいるのは、千早さんにお熱な環ちゃんか。
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ああ、聖歌隊の。
でも、なんだか元気がないように見えるわね……?
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へえ……。
あの子が、下級生をかまうなんて。
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……今日は千早さんが、ひとりだったんです。
お姉さまとも、妹のあの子とも一緒にいなくて。
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あの子っていうのは、昴ちゃんのこと?
ほうほう、それはチャンスだね。
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ボクもそう思って話しかけたんです。
歌のこととか、色々聞いたりして。
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そしたら、「今はひとりにしてほしい」って
言われちゃって……。
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そっかぁ。わかるよ。環ちゃんは、
千早さんに元気出してほしかったんだよね。
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あと、あわよくば
妹になれるチャンスかもって思ったんだよね。