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(公演準備で忙しい中、どうにかねじ込んでいた
真の仕事が、直前でドタキャンされてしまった……)
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あはは、仕方ないですよ。
先方の都合ですからね。
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ボクなら大丈夫です、こっちに来たついでに、
ジムに寄って帰ります!
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ジムか……。ずっと忙しいんだし、
この際、体を休めた方がいいんじゃないか?
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平気ですって。まだまだ余力はありますからね♪
公演も近いし、ガツンと気合い入れて行きますよ!
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それに、最近新しいマシンが入ったみたいで。
ちょっと試してみたいんですよね~。
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はは、なるほど。まぁ、真はそうやって、
ずっと体を動かしてたほうがいいのかもな。
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そういえば、真を担当することになった時も、
ジムに迎えに行ったっけ……。
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「ええええっ、じゃあ、ボク、
ついにデビューできるんですかっ。やーりぃ!」
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あ、そうでしたね。
あはは、なんか懐かしいな!
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でも、ジム通いの成果は出てると思いますよ。
体力もついたし、ダンスのキレも良くなりましたよね?
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もちろん。スタミナも動きの切れ味も、あの頃とは
全然違う。表現の幅も広がってるんじゃないかな。
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ですよね~!
じつは自分でも、成長した気がするんですよ!
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それに、真本来のりりしさも可愛さも、こう……
自然体でスッと出せるようになったと思う。
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えっ!? それは……つまり……
ボクが、かわいく……なった、とか?
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うん、可愛くなったよ。
もともと可愛かったけど、さらに可愛くなったぞ!
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うわぁ、やめてください! いやあの、うれしいんです
けど、そうハッキリいわれると、どうしていいか……!
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よし、ジムに行こう。
とりあえず、無心で運動してきます!
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そ、そうか。いいけど、真はアイドルなんだから、
もっと褒められることに慣れたほうがいいぞ?
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それは、そうなんでしょうけど……
相手によるっていうか……。あ、そうだ!
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それじゃプロデューサーも一緒に、
ジム行きましょうよ! 予定、空いちゃいましたよね?
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だって、ボクばっかりいわれるのは不公平です。
プロデュースにも体力は必要ですよね~?
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うっ、そう言われると……。
わかった。時間も空いたし、たまには行ってみるか。
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へへっ、そうこなくっちゃ! 安心してください、
ボクが最高の個人メニューを組んであげますから!
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でも何がいいかなぁ。いきなり負荷が高すぎると
ケガするから、最初は軽いところで……。
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(……そうだな。これからも真と一緒に、走り続ける
ために。こっちもしっかり鍛えておかないと!)
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でもバッキバキになったプロデューサーも、
見てみたいような……。