MLTD Archive(β)

心のままに、そのままに

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本日の収録を持ちまして、『秘密のメモリーズ』、 無事クランクアップとなりました!
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この作品にご協力くださったスタッフの皆さん、 キャストの皆さん……。
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何より、ダブル主演の夕貴乃、帆風に! 大きな拍手をお願いします!
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パチパチパチ……
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よかった~! クランクアップのパーティ、 今回は貴音ちゃんもちゃんと来てくれたね♪
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そうだよね。共演者やスタッフの皆さんも、 もう仲間だもんね!
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それもありますが、プロデューサーも……、 なにより風花がいますから。
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恐れるものなど、何もありません。
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本当? ふふっ、よかった♪
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その勢いで、挨拶周りでもしてみたらどうだ? 自分から話しかけることって、あんまりなかったし。
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そうですね……では、せっかくですから……。
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あの……桜木監督。少々よろしいでしょうか?
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貴音さん! 今日はパーティに来てくれて うれしいです。楽しんでますか?
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はい。今回は私にとっても、とても思い出深い撮影と なりました。これも監督のおかげです。
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あ、そういえば……。 以前から監督にお伺いしてみたかったことが。
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はい。なんでしょう?
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最初の読み合わせの時に、監督は風花に、 帆風の真意を秘密にしていました。
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ドラマの中で、帆風や夕貴乃がたどりついた答えは、 監督の意図通りのものだったのでしょうか。
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いいえ。 あの時は、別の結末を考えていました。
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なんと……!
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撮っているうちに、 どんどん私の中の帆風が変わっていきまして。
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役って、生きているんですね。 撮影のたびに、新しい帆風の表情を知るんです。
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それは、貴音さん……夕貴乃も一緒でした。
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夕貴乃も……。
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貴音さんのおかげで、私は新しい夕貴乃を知りました。
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貴音さんが役に向き合う傍らで、 私もだんだんと夕貴乃を理解していけたんですね。
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この作品の結末は、風花さん、貴音さん、そして私も、 スタッフみんなでたどり着いたものだと思っています。
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ですが……怖くはないのですか? 粗筋が変わっては、作品が崩れてしまうのでは……。
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崩れるんじゃなくて。面白くなるんです! ……毎回ではないですけどね。あはは!
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あ、貴音ちゃん、おかえりなさい♪ もうビンゴが始まっちゃうよ!
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びんご……。
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あれ? もしかして…… ビンゴ、やったことない?
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ん? そうだっけ? 何だかんだで、よくやってるはずじゃ……?
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はい。ただ、今まではいつも響が、 私の分も穴をあけてくれていたものですから。
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なるほどな……。
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じゃあ、今日は私と一緒にやってみよっか♪
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はい、ぜひとも。 よろしくお願いいたします。
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最初の球は……63番です! 63番が出ましたよ! お手元の用紙を、よーくご確認くださいね!
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あ、貴音ちゃんの、63番がある! そこの紙を折るんだよ。
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……こう、でしょうか?
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さて、次は……40番です! 40番! 次のナンバーは40ですよ!
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きました、25番です! お隣の人はどうですか? さて、本日の幸運は誰の手に!
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あ、貴音ちゃんすごい! リーチだよ!
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りーち……?
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あとひとつでそろうってこと! こういうときは、大きな声で「リーチ」って言うの。
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かしこまりました。では……まいります! りーち!
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お、早くも貴音さんがリーチです! それでは運命の ナンバーの発表です! 次の数字は……6です!
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なんと……!
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やったぁ! 貴音ちゃん、叫んで! 大きな声で「ビンゴ」って!
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か、かしこまりました。 ……びんごーっ!
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おお~、まさか本日の主役のおひとりがビンゴとは! 一等、豪華温泉旅行2名様ご招待は、貴音さんです!
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すごいすごい、一番乗り! さすが貴音ちゃん、持ってるなぁ~。
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どうなのでしょう。ですが、たしかに…… 何事も、やってみるものですね。ふふっ♪
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