1
(次の公演は育を中心に、ひなた、亜利沙、そして
美奈子とエミリーがサポート、という編成になった)
2
育さん。
この度は主役公演、おめでとうございます。
3
私も、全力でお手伝いさせていただきます。
一緒に立派な大和撫子を目指しましょうね♪
4
エミリーさん、ありがとう!
うん、よろしくね!
5
育ちゃんの、記念すべき初センター公演……ムフフ♪
ありさ、全ての記録を収めるつもりでがんばりますっ!
6
記録もいいけど、亜利沙も出演者だから。
忘れないようにな!
7
あたしも、一緒に出させてもらうことになったよぉ。
育ちゃん、楽しみだねぇ。
8
うん! 亜利沙さんもひなたちゃんも、
みんなで、すごいライブにしようね!
9
気合い十分だな!
あ……そうだ、美奈子。ちょっといいか?
10
なんですか? プロデューサーさん。
もしかして、お腹が空いちゃったんですか?
11
いや、そうじゃなくて。実は、今週は仕事の都合で、
みんなのレッスンに付き添えない日がありそうなんだ。
12
美奈子は最年長だし、俺の代わりにまとめ役というか、
レッスンの進行役を頼みたいんだけど、いいか?
14
もう! プロデューサーさん、美奈子さん?
ふたりで、ないしょ話しないで!
15
プロデューサーさん? 公演の主役は
わたしだよ? だからここは、わたしにまかせて!
16
えっ?
でも……育ちゃん、センターなのに大丈夫?
17
育、センターにはやる事がたくさんあるんだ。
レッスンのまとめ役は、美奈子に任せた方が……。
18
平気だよ! やることいっぱいでも。わたし、
レッスンのだんどり、ノートに書いてきたんだから!
19
それを見ながら、やればいいんだよね?
だからまとめ役も、わたしにやらせて! いいよね?
20
育がそこまで言うなら、まとめ役も任せよう。
でも、大変だと思ったらすぐに言うんだぞ。いいな?
21
大丈夫、ちゃんとできるよ。
見ててね、プロデューサーさん!
22
それじゃあみんな、レッスンを始めるよ!
まずは、じゅうなん体操からだよ。二人一組になって!
23
育ちゃんはひなたちゃんとペアで、
亜利沙ちゃんはエミリーちゃんと組んでもらって……。
24
あれ? ひとり余っちゃいましたね。
プロデューサーさん、お願いしていいですか?
26
プロデューサーさん、ありがとう!
みんな、わたしたちも、しっかりやろうね!
29
ふぅ……。それじゃあ、次はダンスの練習だよ。最初は
『Thank You!』のフォーメーションからね。
30
ムフフ、待ってました! ありさ、このメンバーでの
『Thank You!』を、極めたいと思います!
31
ワン、ツー、スリー、フォー!
あれ? ひなたちゃん、そっちじゃないよ!
32
ありゃあ、間違ってしまったべさ。
ワン、ツー、スリー、フォー……あれれ?
33
いつも歌や舞を披露している曲でも、
立ち位置が変わると、やっぱり大変ですね。
34
うん、難しいねぇ……。
あたし、もっとがんばらねばだわぁ。
35
ちがうよ、ひなたちゃん! 今のは、わたしが
ちゃんとこっちだって言わなかったからだよ。
37
育ちゃんもひなたちゃんも、何も悪くないよ。
みんなで協力して練習すれば、大丈夫!
38
そうですよね。
ありさも、もう1度最初からやってみます!
39
みんな、その前に……ちょうどいいタイミングだし、
ここでいったん休憩しようか。
40
プロデューサーさん……わかった。
みんな、きゅうけいにしよう!
41
育、お疲れさま。やっぱり、みんなに指示を出しながら
自分もレッスンするのは、大変じゃないか?
42
う、ううん、大丈夫!
子どもあつかいしないで!
43
別に、育を子ども扱いしてるわけじゃないよ。
ただ……。そうだな、みんなを見てごらん。
45
さっきのところ、ターンしてから
どうすればいいんだったっけなぁ……?
46
じ、実はありさ、途中からちょっとパニックで……
適当にごまかしちゃった部分がありまして……。
47
亜利沙さんは、私の後に。
その後に、ひなたさんが続けば大丈夫ですよ。
48
じゃあ最初だけ、みんなで声を掛け合ってみようか?
そうしたら、ぶつからないと思うし。
49
なるほど、なるほど!
ひなたちゃん、今のでわかりましたか?
50
うん! 今ので大丈夫だべさ。
エミリーちゃん、ありがとねえ。
52
すみません!
ありさ、もう1回聞きたいです!
53
ええと……。
亜利沙さんが、ダンスを覚えてない……?
54
そ、そうじゃなくて……。ほら、みんなで
色々アイディアを出して、助け合ってるだろ?
55
あんな風に、育も、
もっとみんなに助けてもらっていいんだよ。
56
でも大人は、なんでもひとりでできるんじゃないの?
プロデューサーさんだって、ひとりでしょ?
57
プロデューサーっていう仕事は、ひとりだけど。
俺も、青羽さんや音無さんや社長に助けられてるんだ。
58
もちろん育たち、アイドルのみんなにもな。
だから育も、全部自分でやろうとしなくていいんだよ。
59
プロデューサーさんみたいな、
大人の人も、他の人に手伝ってもらってるんだ……。
61
俺はそうだけど、育はどうする? やっぱり、ひとりで
頑張るか? それとも、みんなと一緒に頑張るか?
62
うん……わかった。
わたし、みんなと一緒にがんばってみる!
63
わたしが、ひとりでがんばるより、そのほうがぜったい
いいステージになるって思うから。
64
よし、それじゃ改めて、みんなにお願いしてみよう。
大丈夫。みんな、喜んで協力してくれるよ。
66
あ、育ちゃん!
プロデューサーさんとのお話は、終わったの?
67
あ、あの……美奈子さん!
やっぱり、レッスンの進行係、お願いしてもいい?
69
わたし、ひとりでがんばろうとしたけど……
やっぱり、ちょっとむずかしいみたい。
70
でも、ぜったいに、いい公演にしたいの。
だから……みんなも、お願いします!
71
うん、もちろんだよ!
進行係は、私にまかせて♪
72
育ちゃん、謝らなくていいんだよぉ。
あたしたち、最初からそのつもりだべさ。
73
困っているアイドルちゃんがいたら、全力で助ける!
これは世の中の理……当然のコトですからね☆
74
育さん。
みなさんと一緒に、最高の舞台にしましょうね!
76
(小さな育を中心に、みんなが集まって……。
夢の国まで、大きな声を届けてもらおう!)