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メインコミュ 第 41 話 公演前 2 / 5 パート

星を握るもの

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(ジュリアのセンター公演に向け、レッスンが 始まった。みんな、気合いが入ってるみたいだな)
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アタシは準備オッケー! いつでも始められるよ、ジュリア!
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オレも、ウォーミングアップはバッチリだぜ♪ 今日はどういうメニューなんだ?
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今日はっていうか、たぶん当日まで、 ダンスのレッスンが中心になると思う。
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あたしは、ダンスに苦手意識が強いからな。 でも、今回はそんなこと言ってられない。
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ステージで、最高のパフォーマンスを見せるって 決めたんだ。必ずやってやるぜ!
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最高のパフォーマンスか……。 サポートの私たちも、責任重大だね。
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とはいえ、レッスンを始める前から固くなっていても いい事はないぞ。みんな、リラックスしていこう!
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さすがです、プロデューサーさん! ザ・普通のアドバイス、ナイスです! パチパチパチ♪
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はは……ありがとう。 それじゃあ、早速始めようか!
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ああ! まずは、全体曲から合わせてみようか。 みんな、よろしくな! レイ、リード頼んだぜ!
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はいは~い! それじゃみんな、私についてきてね♪ それー!
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ふんふふんふふ~ん♪
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わっ!? さすが麗花、 速すぎて見えないぜ……!
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今の、どうやって足を動かしたんだ……? えっと……。
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ワン・ツー・スリー・フォー♪ 鬼さん、こちら♪ 足鳴る方へ♪
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誰が鬼だ! っていうか、足が鳴るってなんだ!? ……あー! 全然ついてけない!
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やるね、麗花さん! でもアタシだって、 足には自信があるよ! ファイトー、オー!
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いや、だからなんで走り出すんだよ!? のり子! 戻ってこーい!
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麗花さん、すごい……! 普段何か、 特別なレッスンでもしてるんですか?
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うーん、レッスンはみんなと同じはずだけど……あ。 もしかしたら、山に登ってるからかも?
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山に……険しい山道で足腰が、酸素が薄い場所で 肺活量が、自然と鍛えられているんですね!
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なら公演までの間に、私たちも 登山のスケジュールを組んで……何回登れるかな。
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琴葉、真面目に考えるな! てか、まずは 合わせるって言っただろ! レイ、少しは手加減しろ!
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うん、そうだな。まだ公演まで時間もあるし、 焦ることはないぞ。ゆっくり、確実に進めていこう。
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た、たしかにそうですね……。
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それじゃ、仕切り直しってコトで。 ゆっくりめのペースでいくぜ!
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それじゃ、改めて。いくよーっ!
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……
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(その後、レッスンは特に問題なく終わった。 この分なら、あまり心配する必要なさそうだな……)
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……。
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(ん? あそこにいるのは……)
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プロデューサー、お疲れ。 遅かったんだな、待ちくたびれたよ。
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ジュリア、帰ったんじゃなかったのか?
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やるコトがあったからな。それに、アンタと話も したくてさ……途中まで一緒に帰ろう。いいだろ?
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もちろん構わないよ。 それで、ソロ曲のほうはどんな感じだ?
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バッチリだよ。ひとりで練習するつもりだったのに、 みんな最後まで付き合ってくれてさ……。
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でも、お陰で本番を想定できたし、気合いも入った。 いい練習になったよ。
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そうか。 みんなに、感謝しないとな。
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ああ。……なあ、プロデューサー。 劇場のやつらって、すごくあったかいよな。
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今回だって、『ロックなアイドルを表現したい』なんて あたしのワガママに、付き合ってくれて……。
選択肢
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それは違うよ。ジュリアのそれはワガママとかじゃ なくて、夢への挑戦。その大事な一歩だ。
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みんなも、その事をちゃんとわかってる。 だから練習に付き合うんだ。仲間だからな。
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プロデューサー……。
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夢への挑戦の、第一歩か。 ……たしかに、そのとおりかもしれない。
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あたしはさ、あんたにスカウトされて ここに来た時、すごくドキドキしてたんだ。
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そうか。……今はどうだ?
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今は……同じドキドキでも、ちょっと違う。 ひとり分の荷物じゃ、軽すぎるって知ったからかな。
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今回、あたしはひとりで歌うけど。仲間たちに 聞いて欲しくて、それでひとりで歌うのかもしれない。
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……見てろよ、プロデューサー。あたしは どこまでも駆け抜けてやる。みんなと一緒にな!
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わかった。けど、俺はプロデューサーだからな。 ジュリアの背中を見届けるために、一緒に走るよ。
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公演、絶対に成功させような。
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プロデューサー……ははっ。 やっぱ、あんた最高だよ!
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まかせろ! 今のあたしにできること…… 最高にロックなアイドルを、あんたにも見せてやるよ!
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そして、公演当日……。
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ワァァァァァ……!!
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みんな、ありがとう! それじゃ……最後の曲だ。
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ジュリア、あとはまかせた! 最高のフィナーレにしてよね!
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最後の最後は、グランドスラムで締めてくれよな♪
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登山は、頂上からの「やっほー!」が 一番気持ちいいんだよ! 最高の山びこ、待ってるね♪
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ジュリアちゃん。 私たち、最後まで見守ってるから。
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ああ! ……これから歌う最後の曲は、 あたしが、ひとりで歌いたいってみんなに頼んだんだ。
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でもこの曲が歌えるのは、あたしひとりの力じゃない。 765プロのみんな、支えてきてくれた人たち……。
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そして、この会場にいるみんなが、あたしを 夢と一緒にここまで運んでくれたから、歌えるんだ。
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それじゃ、準備はいいか? 聞いてくれ。 ……『流星群』。
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