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第 41 話
導入
1 / 5 パート
(ジュリアに、次の公演の話をしようと思ってきたけど ……なんだか盛り上がってるみたいだな)
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(ジュリアに、次の公演の話をしようと思ってきたけど
……なんだか盛り上がってるみたいだな)
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みんな、お疲れさま!
随分楽しそうだけど、何の話をしてたんだ?
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プロデューサー、ちょうどいいところに!
実は今、みんなとロックの話をしてたんだ。
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どうしたら琴葉ちゃんの魂を
ザクザクーって刻めるか、考えてたんですよ!
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ち、違いますよ麗花さん! ジュリアちゃんは、
魂にロックを刻んでほしいと言っただけで……。
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はは、そういうコト。レイと琴葉が、ロックに
興味を持ってくれたみたいだったからさ♪
7
ロックについてか……。
ジュリアに語らせたら、長くなりそうだな!
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おっと。誤解すんなよプロデューサー?
長ったらしい能書きは、あたしの趣味じゃない。
9
ロックは魂なんだ。あたしは、思いを歌に乗せるだけ。
それが観客に響いて、初めて魂と魂が共鳴するんだ。
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そして、ステージと会場が一気に燃え上がる!
……それがあたしにとっての、ロックってヤツだな!
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なんだか、すっごく楽しそう! ジュリアちゃん、
地元にいたころはバンドをやってたんだよね?
12
ああ! この劇場より小さいライブハウスだったけど、
けっこう盛り上がってたし、楽しかったよ。
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こうして話してると、なんだか懐かしい感じがするな。
久しぶりに、あの興奮を味わいたいよ……。
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バンドの興奮とは、ちょっと違うかもしれないけど……
ジュリア、次の定期公演でセンターをやってみないか?
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せ……センター!? って、あたしが!?
マジか!
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もちろん、マジだ! どんなステージにするかは、
ジュリアに任せる。思いっきり暴れてもいいぞ!
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え? ああ、いや。なんでもない。
……プロデューサー。やるよ、センター!
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わぁ、おめでとうジュリアちゃん♪
センターか~、いいな~。
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でもでも、ジュリアちゃんと一緒に、
ロボットダンスやりたいなーって♪
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は? ロボットダンス?
なんでロボットダンスなんだよ。
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だってジュリアちゃん、さっきからカクカクしてるよ?
ロボットダンスがやりたいんじゃないの?
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言われてみれば……
もしかしてジュリアちゃん、緊張してる?
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ち、違うっって!
あたしは別に、緊張してるわけじゃ……くぅ。
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あの、プロデューサー。
よかったら私にも、公演を手伝わせてもらえませんか?
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はーい! 私も私も!
ジュリアちゃんの公演、協力するする!
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もちろん! 琴葉と麗花がステージにいてくれたら、
ジュリアも心強いだろうしな。よろしく頼むよ。
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話は聞いたぜ! アドバイスなら、オレにまかせろ!
どんな質問にも、経験者としてズバッと答えてやるぜ!
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ノーノー! ここは経験者であると同時に、
人生の先輩でもあるアタシの出番でしょ!
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あれあれ? 経験者で人生の先輩ってことは……
私が一番えらい、ってことでいいのかな?
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いや、えらいとか、そういうのじゃないだろ?
……ま、とにかくみんな、よろしく頼むな!
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っと。その前に……プロデューサーと
みんなに、ひとつ相談しておきたいことがあるんだ。
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ああ。あたしのセンター公演……
『ロックなアイドル』を表現する、方法をさ!