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メインコミュ 第 88 話 公演前 2 / 5 パート

いつかあなたとパーティーを

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(まつり達と一緒に、お祭り会場に来てみた。 これは……想像より、かなり賑わってるな……!)
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屋台、めっちゃ充実してますやん! たこ焼きに、 お好み焼きに……あかん、めっちゃお腹空いてきた!
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屋台の食べ物もいいけど、それより……奈緒やん! せっかくだし、茜ちゃんとひと勝負してみない?
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狙った獲物は外さない、『必中の茜ちゃん』…… 景品のぬいぐるみを賭けて、射的で勝負だ~!
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私を指名してくるとは、自信がありそうやな……茜! よっしゃ、勝負や! 後悔しても知らんで!
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ふたりとも、人が多いから気をつけて! ……って、聞こえてないか。
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ふふっ。茜ちゃんと奈緒ちゃんは、 元気いっぱいなのです。
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姫は、お祭りを見学しながら 新曲と公演について考えてみるのです。
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そうだな。千早と百合子も、良かったら協力してくれ。 何か思いついたら言って欲しい。
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あっ! 私、ひとつアイディアがあるんです。新曲に、 和の世界観を取り入れてみるというのはどうでしょう?
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和の世界観?
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はい! 『Charlotte・Charlotte』で、 まつりさんは西洋風のお姫様をやってたから……。
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和風のお姫様姿も、見てみたいなって思ったんです!
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ふむふむ、和風のお姫様…… なんだか新しい可能性を秘めているのです!
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素敵なアイディアね。それなら徳川さん、 この後のメインステージを見学してみませんか?
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民謡大会があるそうなんです。 私、民謡には少し覚えがあるので。
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千早ちゃん……斬新なアイディアなのです! その意見、いただきなのです♪
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早速、色んなアイディアが出てきたな! ……おっと、奈緒と茜が戻ってきたみたいだ。
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茜、なかなかやるやん! 景品のお菓子は山分けな♪ ……あれ? みんな、まだここにいたんです?
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ああ。新曲のアイディア出しをしてたんだ。 奈緒と茜も、何か参考になりそうなものはあったか?
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おっと、そうだった! まつりちゃんの新曲だよね! 茜ちゃん、忘れてないよ?
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せやなぁ。曲のラストに、打ち上げ花火とか ええんちゃう? 会場もめっちゃ盛り上がるで!
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いやいやいや! ライブを盛り上げるなら、 ここはカワイイ着ぐるみ一択! でしょ?
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新商品の『まつりちゃん人形』と合わせて、 新曲のステージで初お披露目!っていうのはどう?
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姫も、花火は大好きなのです! それに、着ぐるみは盲点だったのです。
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和風、民謡、花火……グッズを使った演出……。 うーん、何がよろこんでもらえるのです……?
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(ん? ……さっきから人の意見を聞くばかりで、 まつり自身は何も意見を言わないな……)
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まつりちゃん、煮詰まってきちゃった? そういう 時は……みんなで、綿あめでも食べながら考えよー!
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そうですね! 甘いものは、脳が働くといいますし。 プロデューサーさん、いいですか?
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そうだな。アイディア出しはいったん置いて、 自由行動にしよう。みんな、楽しんできてくれ!
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は~い!
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聞いた人みんなが、ハッピーになるような曲…… まつりはそう言ってたな。だとしたら……う~ん。
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お疲れ様なのです、プロデューサーさん。 まつりのことを呼んだのです?
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あれ、まつり? みんなと遊びに行ったんじゃなかったのか?
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そう思ったのですけど、その前に休憩なのです。 姫は、ポップコーンを買ってきたのです!
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キャラメル味、とってもおいしいのです~。 プロデューサーさんも、おひとつどうぞ♪
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ありがとう、いただくよ。 ……なあ、まつり。ちょっと気になったんだけど。
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さっき、みんなと話している時……聞くだけで、 あまり自分の意見を言ってなかったな。どうしてだ?
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ほ……。プロデューサーさんは、 姫のことをよく見ているのですね。
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姫は今回、大勢のみんなと……姫の歌を聞いたことが ない人でも楽しめる、そんな公演にしたいのです。
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……でもそれには、いつもの姫じゃ、 ダメみたいなのです。だから。
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だから、他の人の意見を重視してるってことか。 妹さんは……その、観に来てくれそうか?
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それは、姫にもわからないのです。
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そうか……。
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プロデューサーさん。まつり、 お祭りを歩いていて、すこし思い出したのです。
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小さいころ、妹と手を繋いで屋台を見て歩いたのです。 妹はずっと笑ってて……まつりも、楽しかったのです。
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だから、お祭りみたいに楽しいステージができたら。 ……妹は、笑ってくれるかもしれないって思うのです。
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まつり……。 けど、だったら尚更……。
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ぐすっ……。おねえちゃん、どこ……?
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ん? 女の子が泣いてる。 迷子かな?
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大変なのです! 姫におまかせなのです!
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あ、まつり!?
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こんにちは、小さなお姫様! 悲しそうな顔をして、どうしたの?
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……ぐすっ。あのね……金魚さん見てたら、 おねえちゃんいなくなっちゃった……。
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やっぱり、迷子みたいだな。お姉さんを 探しながら、案内所まで連れていってあげよう。
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はいなのです。それじゃあ、おててを繋ぐのです。 姫たちといっしょに、お姉ちゃん探しに出発なのです!
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ぐすっ……うん……。
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姫たちが一緒だから、きっと見つかるのです! ……だからもう、泣かなくて大丈夫だよ。
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おひめさま……? おねえちゃん、おひめさまなの?
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そのとおりなのです。 まつりは、本物のお姫様なのですよ♪
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わあ~……本物のおひめさま、はじめてみた! だからおねえちゃんは、キラキラしてるんだね!
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ほ……? 姫が、キラキラ……ですか?
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うんっ! すっごくキラキラしてるよ! 本物のおひめさまって、すごいんだね!
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……。
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まつり、どうかしたのか?
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小さい頃、妹とこんなふうに手を繋いで歩いたのです。 妹といっしょに……パレードの、お姫様を見て……。
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お姉ちゃんなら……なれるよって……。
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そうか。……この子にとって、今のまつりは、 ちゃんとお姫様に見えてるみたいだな。
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……ふふっ。当然なのです。だってまつりは、 生まれた時からずっと……ずっと、姫なのです!
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(それから入口の案内所に向かうと、ちょうど 女の子を探していたご家族と会うことができた……)
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これでひと安心なのです。 お姉ちゃんの手を離しちゃ、めっ!なのですよ?
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うんっ! ねえ…… どこにいったら、またおひめさまに会える?
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ほ? 姫に会いたいのです? だったら…… 765プロライブ劇場で、いつでも会えるのですよ。
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妖精さんやお友達が、たくさんいるのです。 姫の大切なお城に、ご招待するのです♪
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ほんと!? ぜったい、やくそくだよ!
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はい、約束なのです! ……世界で一番 キラキラなお姫様の姿、見せてあげるからね。
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………………
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プロデューサーさん! まつりー! やっと見つけたわ。あんな、あっちに面白い屋台が……
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奈緒ちゃん、奈緒ちゃん。 アイディアは、もう十分なのです!
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へ? どういうこと?
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どんなにすごいアイディアがたくさんあっても…… 姫が、姫じゃないとダメだったのです。
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でも、みんなが考えてくれたアイディアは、 とっても参考にさせてもらうのです。
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みんな、姫のためにいろいろ考えてくれて 本当に本当にありがとうなのです!
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ってことは、まつりちゃん人形は? 着ぐるみは!? 新作グッズで一儲けしようと思ってたのに~!
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そんな事考えてたのか……。
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でも、いいと思います。信念を貫く お姫様の姿は、いつだって魅力的ですからね!
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私も、徳川さんが決めた事ならそれでいいかと。 徳川さんらしい曲……今から楽しみですね。
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せやな、ちょっとでも役に立ったならよかったわ。 アイディア出すんも、けっこう楽しかったしな!
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ちょっとどころか、とっても参考になったのです! ではさっそく、劇場に戻って準備をするのですー!
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……プロデューサーさん。 まつりさん、何かあったんですか?
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そうね。さっき、お祭りを見学していた時より、 なんだかずっと楽しそう。
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まあ、色々な。 とりあえず、今回はナイト様の出番はないらしい。
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ええっ、ナイト様!?  あの、それは一体……?
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千早ちゃん、百合子ちゃん! プロデューサーさんも、早くなのです!
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見た人みんなが、はっぴー!になる、 最高の曲とステージにするのですよ♪
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(たくさんの人に楽しんでもらえる、まつりらしい ステージを作る。お姫様のステージの、開幕だ!)
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