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第 151 話
導入
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あれ、のり子はヤなの? ファッションショー。 ヤなら断ってもいいと思うな。
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あれ、のり子はヤなの? ファッションショー。
ヤなら断ってもいいと思うな。
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あ、ううん!
嫌とかそういうんじゃないんだけどさ。
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じゃあ何よ? そんなため息なんてついちゃって。
らしくないじゃない。
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だ、だって、JCCってすごい注目されてるじゃない?
ホントにアタシでいいのかなって。
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ダメならそもそも出演メンバーに選ばれてないでしょ。
のり子って、ヘンなところで引っ込み思案なのね。
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みんな、お疲れさまーっ☆ ……って、あれ?
のりさんどうしたの? ホントにお疲れ?
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お疲れでしたら、
無理はなさらないほうが……。
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あ、ううん、大丈夫!
アタシはいつも通り元気だよ。元気元気! あはは…。
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疲れてはないかもしれないけど、なんだか
浮かない顔はしてるな。何かあったのか?
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あのね、のり子がね、JCCに出るのイヤかもって。
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それは聞き捨てならないな……。
詳しく聞かせてくれるか?
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なるほど。のり子がどうしても嫌なら、
無理にとは言わないけど……。
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だから嫌とかじゃないんだって!
選んでくれたのはすっごく嬉しいよ! ホントに!
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そうか。
嫌じゃないなら、ひとまずはよかったよ。
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うん……。でもJCCってほら、華やかでキラキラで、
まさに女の子たちの憧れ! っていうか……。
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その、カワイイ服とかたくさん着るんでしょ?
正直……アタシの柄じゃないんじゃないかなって!
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カワイイ衣装なんて、もう山ほど着てるじゃない。
今さらなに怖気づいてるわけ?
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私は、普段着れない服が着れるの楽しみだけどな~!
カワイイ服で女子力アップできそうだし☆
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私は、わかるような気がします。
とても華やかな舞台ですから……。
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自分がこの場に相応しいのかと考えると、
つい気おくれしてしまって……。
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いや、エミリーはピッタリだから大丈夫!
なんならJCCの王座も狙える可愛さだし!!
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うん。のり子、律子、さんみたい。
スタイルいーんだし、もっと自信持てばいいのに。
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そんなこと言われたって、
そう簡単に自信なんて持てないよ~!
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まぁまぁ。ひとまず、のり子の気持ちはわかったよ。
もう一回聞くけど、出演自体は嫌ではないんだよな?
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う、うん! アイドルとしては、
すごいチャンスだもん。挑戦するよ!
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じゃあそれについては、後で話そう。
とりあえず、ミーティングに入っても大丈夫か?
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ファッションショーの後に、ライブもあるからな。
なるべくレッスンにも時間を割きたいし……。
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そ、そうだよね。みんなごめん、時間取っちゃって!
気を取り直して、ミーティング始めよっか!
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(さて、そろそろレッスンが終わったころかな。
さっきの件、のり子と話をしないと……)
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ああっ、ごめん、プロデューサー!
そんなとこにいるなんて思わなくて……!
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(のり子の声だけが聞こえる……
なんかこの状況、前にもどこかで……)
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え!? どうしよう、気絶しちゃった!?
ちょ、ちょっと~プロデューサー!!
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(ああ、のり子が心配してる……。
大丈夫だ、気絶してないって言わないと……)
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あっ、プロデューサー!?
気がついた!? よかったぁ……。
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ごめんね、アタシがノックしなかったから。
勢いあまって、全力スピアー決まっちゃった……。
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いや、大丈夫だよ。
なんだかよく眠っていたような気もするし……。
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それに、ちょっと懐かしいなって。
のり子とは、前にもこんなことあったよな。
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うっ……それって、プロデューサーと
初めて会った時のことだよね?
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そうそう、すごく元気な子がいるなと思って、
それでスカウトしたんだよな。
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あの時、のり子をスカウトしてよかったよ。
俺の目に間違いはなかった。
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ああ。だってのり子は、ここまでちゃんと
アイドルやってこられたじゃないか。
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現に今、応援してくれるファンがいて。
JCCみたいな、新しい大きな仕事も任されてる。
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それは、デビューできたからって、
どんなアイドルにもできることじゃないよ。
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だから、次のステージだって大丈夫だよ。
いつも通りののり子で、お客さんを魅了しよう!
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ん……。ありがと、プロデューサー。
えへへ。ちょっとだけ、元気でたかも……。