(39プロジェクトの発足に合わせ、雪歩も宣材写真を 撮り直すことになった。今日はその撮影日だ)
1
(39プロジェクトの発足に合わせ、雪歩も宣材写真を
撮り直すことになった。今日はその撮影日だ)
2
宣材写真の撮影だなんて……。えへへ、
アイドルになったばっかりの時を思い出しますねっ。
3
あの頃と違って、
雪歩もいまは何度も撮影を経験してるんだ。
4
今日はその経験を活かして、
いい写真を撮ってもらおうな。
5
は、はい。久しぶりだからドキドキしますけど、
でも……きっと大丈夫だって思います。
6
プロデューサーの言う通り、
前よりはきっと、いい写真が……撮れるかも……。
7
なんて……私なんかがそんなこと言ったら、
おこがましいですよね……?
9
あ……、はいっ。ありがとうございます、
プロデューサー……。えへへっ♪
12
ダメダメな私が、今みたいに前向きになれるのは……
プロデューサーのおかげです。だから……
13
新しい人達も、プロデューサーがいてくれる
から、きっと大丈夫だって……。ですよね?
14
はは、じつは俺も大丈夫だと思ってるんだ。
何しろここに、頼りになる先輩がいるからな。
15
た、頼りになる先輩? どこにですか?
……ここに? ……ええっ、私!?
16
とととと、とんでもないですぅ!
わ、私なんて、まだまだダメダメで……!
17
ただ、みんなより、ちょっとだけ先に
歩き始めたから……歩き方を少し知ってるだけで……。
18
その雪歩が歩いた道のりが、
後輩達にとって何よりの道しるべだ。
19
このまま先を歩き続けて、
みんなに進むべき道を指し示してあげてくれ。
22
私の前に、これからどんな道があるかもわからない
ですし……正直、ちゃんと進めるか不安です……。
24
で、でも、きっとたくさん迷ったり、立ち止まったり、
来た道を戻ったりしちゃいそうですし……。
25
だから……その時はプロデューサーが、私を
まっすぐ進ませてくださいね? みんなのためにも。
26
私も先輩として、その、できるかぎり……
胸を張って、一歩ずつ進んで行きますから。
27
ああ、まかせてくれ。
これからも一緒に歩いて行こうな。
29
(雪歩が進んだ道……その軌跡は、
雪歩のスナップショットみたいなもの)
30
(今日の撮影は、雪歩にとって新たな1歩、
アイドルとして成長した1枚になるだろう)