2
ひえ~~。
撮影スタジオって、こんなに立派なんや……。
3
置いてあるカメラもメッチャ大きいし、
スタッフさんも、なんやプロって感じが……。
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あ、アカン、緊張してきたっ。
プロデューサーさん、どうしましょ?
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どうもこうも、まずは写真を撮る準備かな。
とりあえず、メイクさんの所に行こうか。
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ちなみに、プロデューサーさん。
これから撮る写真って、何に使うんですか?
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これから撮るのは、宣材写真。
まあ、業界の色々な人達に配るのに使うかな。
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そうだよ。仕事を取るためには、
まずみんなに奈緒を知ってもらう必要があるから。
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そ、そうなんですか。
お仕事をもらうために……。
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アイドルなら、普通のことだけど……
どうかしたのか?
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いや~。
お仕事をもらうのに、業界中に配るって聞くと……。
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なんや、話が大きなってきたな~と思って……。
あはは……。
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あれ。もしかして……
今さら怖気づいたのか?
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お、怖気づいてませんー!
ただ、ちょっと緊張しただけで……。
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だって私、ついこないだまで普通の女子高生ですよ?
ちょっとはビビりますって!
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……それもそうか。宣材写真を撮るってことは、
自分はアイドルだと業界に宣言することと同じだし。
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業界にアイドル宣言……。
アカン……ますます緊張してきた……。
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う~~もう! プロデューサーさんのクセに、
新人アイドル追いつめてどないするんですかっ!
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ごめんごめん。でも、大事な一歩だからこそ、
奈緒には笑顔で踏み出してほしいんだけど。
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いつでも元気で笑顔なのが、
奈緒の一番の魅力だと思う。だから……。
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奈緒がアイドルを楽しんで、最高の笑顔になっている
ところを、みんなに見せてあげてほしいんだ。
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あ。ちょっとー、プロデューサーさんのくせに、
アイドルの台詞、取らんといてもらえます?
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はは、ごめんごめん。
いい台詞だったもんだから、つい。
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えへへ、そうでしょ?
自分でもそう思いますもん。
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私、これから憧れのアイドルになれるんや。
緊張なんかしてたら、メッチャ損やんな!
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そういうことだ。
1度きりの人生、思いっきり楽しんでいこう!
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はいっ! なんや、元気になってきました!
プロデューサーさんは敏腕やな~。
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よっしゃ! 横山奈緒、いってきます!
アイドル、メッチャ楽しんできますわ~!
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(その後、持ち前の明るさを取り戻した奈緒は、
順調に撮影をこなした!)
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プロデューサーさん! 見てこの写真!
とびっきりの笑顔ですよ~?
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(やっぱり奈緒の笑顔は魅力的だ。これからもアイドル
を楽しめるように、サポートしていかないとな!)