やっほー、プロデューサー! アタシに用があるって言ってたけどどうしたの?
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やっほー、プロデューサー!
アタシに用があるって言ってたけどどうしたの?
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お疲れさま、のり子! 初公演も終わったことだし、
今後の活動について話をしようと思ったんだけど……。
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アイドルとして、将来的にやってみたいこととか
あるか? 格闘技関係とは聞いてるけど……。
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えへへっ、そのとおり!
その中でも一番やってみたいのは、キャスターかな?
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リングサイドで、ヘッドセットして試合を解説するの!
くぅ~っ、憧れるよね~!
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アタシ、普段から試合を観に行ってるし、雑誌なんかも
チェックしてるから。けっこう向いてると思うんだ♪
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そうか、はっきりした目標があるなら話は早い。
将来そういう仕事ができる方向で、考えてみるか!
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ホント!? やったー!
あこがれの格闘技のお仕事だー!!
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ふっふっふー。帰ったら兄貴に自慢してやろうっと!
絶対、うらやましがるぞ~。
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はは、気が早いな。
しかし、のり子は本当に格闘技が好きなんだな。
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うん! 小さいころ、
兄貴と一緒にTVを観てたからかな? 自然とね。
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選手がガッツリ組み合ってるところを観るとさ、こう、
熱くなるっていうか……応援しちゃうんだよね!
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アドレナリン全開!って感じで。
TVを観た後は、よく兄貴とプロレスごっこしたな~。
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そうか、やんちゃな女の子だったんだな。
もっとも、お兄さんも手加減したんだろうけど……。
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そんなコトないよ! 全然、ぜーんぜんだよ!?
アタシ、1回も勝てなかったもん!
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でも、アタシも大人になったし。
今ならいい勝負ができるかも……。
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そういえばプロデューサーって、
兄貴と雰囲気が似てるね。背格好も同じくらい……?
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ねえ、プロデューサー!
ちょっと技かけてみてもいい!?
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いやー、昔の話をしてたらウズウズしてきちゃって!
ね、いいでしょ? ちょっとだけだから♪
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ま、待てのり子!
待っ……うわあああああ!?
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(……結局、いくつも技をかけられてしまった。
聞いてはいけない音を、何度か聞いた気がするぞ……)
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あ、あはは、やりすぎちゃったかな……?
ごめんね、プロデューサー。怒ってる?
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いや、逆に感心したよ。
あれだけの技を出せるなんて、大したもんだ。
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けど、単純に格闘技が好きなだけじゃ、
仕事には繋がらないかもしれないな……。
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えっ、そうなの!?
なんで、どうしてプロデューサー!
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格闘技ファンの女の子じゃダメなんだ。アイドルが
格闘技を好き、だからみんなが興味を持つ……。
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だから……まずは、みんなが夢中になってくれる、
そんなアイドルになれるように頑張ろう!
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そっか……そうだよね。
ただの女の子のアタシじゃ、誰も興味ないよね。
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ちゃんと一人前のアイドルとして、
みんなを盛り上げられるようにならないと!
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オッケー、プロデューサー!
そのためにも、まずはレッスンかな?
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だからキャスターのお仕事、よろしくね♪
よーしっ、頑張るぞー! おーっ!
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(今すぐじゃなくてもいい。少しずつ、選手と
トレーナーのように、二人三脚で進んでいこう!)