(千早がブログを更新してくれていた。 まだ試着中のようだし、一声かけておこう)
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(千早がブログを更新してくれていた。
まだ試着中のようだし、一声かけておこう)
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……うん、やっぱりこのままが、一番素敵な気が
する……。あとでプロデューサーに……
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千早、ちょっと……って、あれ?
今、俺のこと呼んだかな?
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プロデューサー!? び、びっくりした……
いえ、別に呼んだわけではなかったのですが……。
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衣装を着てみたので、確認をしてほしくて。
そうしたら、突然プロデューサーの声が……
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ああ、なるほどそうだったのか。驚かせてごめん。
ちょうどタイミングが重なったんだな。
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タイミング……? もしかして、
プロデューサーも私に何か用事が?
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ああ、更新されたブログを見たんだ。ありがとう。
衣装もすごく似合ってた……というか、似合ってるぞ!
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……良かった。
実は、少しだけ心配していたんです。
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先ほどまで、音無さんと青羽さんがいたんですが、
私のドレス姿を見たら、音無さんが……
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「千早ちゃんの晴れ舞台なんだから、ここからいろいろ
手をいれましょ♪」なんて張り切ってくださって……。
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青羽さんにも、「衣装の手直しなら任せてください!」
と、言っていただきました。
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……? でもその衣装、ブログに載せてたのと、
とくに変わってないみたいだけど。
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はい、断ってしまったんです……。きっとおふたりなら
素敵なアレンジをしてくれるとは思ったのですが……。
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プロデューサーが、私のために用意して
くださったこのドレスには……手を入れたくなくて。
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でも、断ったあとで、本当に断って良かったのか、
自分勝手な考えだったのでは、と少し不安になって。
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だから、似合っていると言ってもらえて
本当に、嬉しかったです。ありがとうございます!
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(そう言って笑う千早は本当に綺麗だ。
この衣装を贈る事ができて、良かった!)