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(明日は響達のライブフェスティバルだが、まだ準備が
終らない……。えっと、この後は演出を詰めて……)
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プロデューサー、遅くまでお疲れさまっ!
リハーサル、ちゃんと見てくれた?
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響か、お疲れさま。もちろん見せてもらったよ。
バッチリだったんじゃないか?
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えへへっ、でしょでしょ?
やっぱり自分たち、カンペキだよね!
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でも……、もしかしてプロデューサーは、
あんまりバッチリじゃなかったりする?
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だってさっき、難しい顔してたから。
お腹が空いたときのハム蔵みたいだったぞ。
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そ、そうなのか。一体どんな顔を……
いや、ちょっと残ってる準備のことを考えてたんだ。
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でも大丈夫だよ。
もうひと頑張りで全部終わるから、安心してくれ。
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そう? もしお腹が空いたなら、自分に言ってよね。
何か作ってあげるぞ!
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とんでもない。遠征中、しかも本番前日の
アイドルに、そんなことさせられないって。
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別に遠慮しなくていいぞ? 自分、いつも動物たちの
ご飯をいっぱい作ってるから、慣れてるさー。
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あ、ご飯じゃなくてもいいけど。何かない?
自分にして欲しい、元気が出そうなこと!
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ほら、自分、アイドルでしょ?
みんなを元気にするのが仕事だからね!
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プロデューサー1人ぐらい、あっという間に
元気にしてみせるさー! さあ、なんか言ってみて!
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響はアイドルだから、か。
それじゃ、アイドルらしいことを頼もうかな。
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そう、アイドルらしく、明日のライブを最高に
盛り上げて、みんなを元気にしてあげてくれ。
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……おおっ、それいいね! うん、約束するっ!
明日は自分が思いっきり、最高に盛り上げるさー!
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って、明日じゃ遅いぞ!? プロデューサーに
元気出してほしいのは、今なのに~!
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いや、大丈夫だよ。
ちゃんと今、元気にしてもらえたから。
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え? でも……
自分、まだ何にもしてないぞ?
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明日は最高に盛り上げるって、約束してくれただろ?
おかげですっかり、やる気も元気も出てきたよ。
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自信をもって約束してくれるなんて、さすがだな。
ありがとう!
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そんなの……当たり前だし……。
あ、でも……そっか。
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あの、あのさ、プロデューサー。
自分からもお礼を言うね。……ありがと!
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だって、あれで元気が出たってことは、
自分を信じてくれてるってことだから……。
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そういうの、すっごくうれしいんだぞ!
だから……ありがとねっ。えへへ♪