1
厳しいレッスンがひたすら続く毎日……
スクールでの日々を、私はうまくこなせずにいた。
2
ワン、ツー、スリー、フォー……っ!
いたた、昨日の筋肉痛がまだ……。
3
真珠星さん、大丈夫?
テーピング用のテープあるけど、使う?
5
いいのいいの! ……どう?
スクールには、慣れてきた?
7
私にお姉ちゃんみたいな才能がないってことは、
最初からわかってたんだけどね。
9
やる気ないなら、やめたら?
他の人の迷惑だから。
10
半端な気持ちでアイドルやられたら
周りのモチベに関わること、気付かないわけ?
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……。
なるさん、うるさいから、あっちで続けよう。
14
いいんじゃない、ほっとけば。
あの調子なら、そのうちいなくなるでしょ。
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陰口を言われても、黙っていた。本当の事だから。
けど、そんなある日……
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全員集まったわね。早速だけど、
ミーティングを始めるわ。……藍、挨拶を。
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(笹森藍……今ごろ来た! 「私がアイドルのことを
教えてあげる」とか言ってたくせに……)
20
あの。もしかしてこの後、
藍さんと特別レッスンですか?
21
ごめんなさい。この後は仕事があって。
……けど、近いうちに一緒にする事になるわ。
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(近いうちにって、どういう意味だろう。
……というか、この人……)
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(この人が本当に、お姉ちゃんの引き立て役なんて
言われてたの? ……信じられない)
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(オーラっていうか、迫力とか存在感なら、
お姉ちゃんよりもずっと……)
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今日のミーティング内容は、新生I.V.について。
オーディションで、新しいメンバーを決めます。
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それは……
織姫さんの代わりを決める、って事ですか?
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ええ。不幸は起きてしまったけど、
残された者は先に進まなくては。
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I.V.の新しいメンバー……?
何それ……私、そんなの聞いてない!
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I.V.という名前には、価値があるの。
このまま消すわけにはいかないわ。
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そんな……それじゃ、お姉ちゃんが……。
私は、そんなの認めない!
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あなたの許可は必要ないのよ。気に入らないなら、
自分がなればいいんじゃないの?
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新生I.V.……つまり、私の相方にね。
出来るのなら、だけど。
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新生I.V.のオーディション
前段階として、練習生の実力を見ます。
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予選代わりに、まず、藍のソロステージの
バックダンサー選抜を行うわ。